「ラリー」刷新されたガーミンのパワーメーターペダル
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サイクリング用GPSメーターのトップブランド「ガーミン」が、パワーセンサー搭載ペダルを刷新。「ラリー」とモデル名も新たにして登場した。
シマノ・SPD-SLに対応
2013年に初代が登場したガーミンパワーセンサーは、ルック・ケオクリートにのみ対応してきた。だが、ラリーからシマノ・SPD-SLクリートにも対応。より多くのライダーが使用することができる。スタックハイトは以前のモデルと同じ12.2mmだ。
コンポジット材のペダルボディに、パワー計測センサーをシャフトに内蔵する設計で、ワット数、左右バランス、ラップバランス、平均バランス(3s、10s、30s)、トルク効率、ペダルスムーズネス、パワーフェーズ、平均パワーフェーズ、パワーフェーズピーク、平均パワーフェーズピーク、プラットフォームセンターオフセット、平均プラットフォームセンターオフセット、IF、NP、TSS、シッティングタイム、ダンシングタイムが計測可能。
ガーミンは2020年6月に、スポーツサイエンスの解析ソフトウェア開発を行う企業ファーストビートを買収。これにより、今後ガーミンのアプリであるガーミンコネクトで表示される、センサーで計測したデータがより正確、有効に解析されることが期待される。
ボタン電池を内蔵する部分のフタ、この雌ねじが金属製に変更された。これにより使用中にフタが外れにくくなっている。また、フタの内側にある電池を押さえるスプリングが花形に変更され、より強固に電池と接点を維持することができるようになっている。電池の特性で使用を続けていると若干形状が変化してくるが、それを補う設計だ。これらの改良により、データ計測の安定性、精度を向上している。
落車などで、ペダルを破損した場合の交換用パーツも用意される。
なお、SPD対応モデルの国内入荷予定はない。
ガーミン・ラリー
シマノ・SPD-SL対応ラリーRS200(320g)/RS100(326g)
ルック・ケオクリート対応ラリーRK200(326g)/RK100(334g)
※100は片側計測モデル
価格:12万8000円(税抜)/7万9000円(税抜)
※片側計測モデルを両側計測にアップグレードするキット:6万9000円(税抜)
通信:ANT+、ブルートゥース
付属品:クリート、クリート用ネジ、クリート用ワッシャー、クイックスタートマニュアル
使用電池:LR44もしくはSR44(×4)、CR1/3N(3V×1)
稼働時間:最大120時間
クリート価格:3000円(フロート角:0度、4.5度、6度)
4月1日発売予定