シマノ&レイザーの3点セットで自転車通勤を“頭”と“足”から変える!

目次

Presented by SHIMANO

ついに手に入れた愛車で自転車通勤。だんだんと「こんなものがあったら」と欲が出てくる。そんなときにおすすめのヘルメットやシューズ、ペダルのアップグレードについて紹介しよう。

自転車通勤で最初に取り組むべきカスタマイズとは

何事もマンネリになると続かないものだ。それは毎日の通勤でも言えること。手に入れた愛車はもちろんかっこいい。でも何かで少し気分を変えたくなってくるものだ。だからといって、いきなりバイクを買い換えるわけにもいかない。ホイールやタイヤを交換するのもおすすめだが、もう少し予算を抑えて楽しみたいならヘルメットやシューズ、ペダルのカスタマイズから挑戦しよう。

購入時に付属するペダルは必要最低限のもの。少しアップグレードするとバイク全体の印象も高級感が増すし、ペダリングの効率も良くなる。シューズもしかりだ。家から職場までペダリングする回数を考えればこれらへの投資は高くない。

ヘルメットも高機能化が進んでいる。昨今のスポーツバイク用ヘルメットは、軽量化と空気抵抗の低減というスポーティーな方向性の進化が一段落し、ライトなどの付加機能を追加する方向にかじを切ってきた。そのトレンドに乗った商品を紹介する。

フラットペダルに最適化されたサイクリングシューズ「ET3」

シマノ・ET3 カラー:カーキ

スポーツバイク用シューズといえば、ビンディングというシューズとペダルを固定するものが印象的。だが通勤ライドなら歩くことや足着き性の良さも重視され、フラットペダルと呼ばれる固定しないタイプの方が人気だ。実際私も通勤時はそれ。ただ、一般のスニーカーやビジネス靴などはペダリングで力を入れることを想定していないし、傷も気になる。それに対しこのET3は踏む力を逃げにくくするなど、シマノならではのノウハウで設計される。

SPEC.
●価格/8500円(税抜)
●カラー/グレー、ネイビー、カーキ
●サイズ/36〜48

効率の良いペダリングを実現するフラットペダル「PD-EF202」&「PD-EF205」

踏面が広く力を効率的に伝えるフラットペダル「PD-EF202」

シマノ・PD-EF202 カラー:ブルー

踏み面全体が一つのパーツで、力を込めたとき非常に安定感がある。色数も豊富で愛車とコーディネートできるのも◎。ET3シューズとの相性はPD-EF205よりもPD-EF202の方がいい。

SPEC.
●価格/4054円(税抜)
●カラー/レッド、シルバー、ゴールド、ブラック、ブルー

グリップ力を高めたシューズが滑りにくいフラットペダル「PD-EF205」

シマノ・PD-EF202 カラー:ゴールド

最初についているペダルと比べると、大ぶりで驚くかもしれない。でもそれがいいのだ。シューズと接触面が大きい方がペダリングしやすく、PD-EF205はグリップ面が大きいので普通のスニーカーでも十分メリットを感じる。

SPEC.
●価格/4543円(税抜)
●カラー/レッド、シルバー、ゴールド、ブラック、ブルー

高い安全性とフィット感を持つヘルメットレイザー・カメレオン

レイザー・カメレオン カラー:マットブラックグレイ

(左)後頭部にはテールランプを搭載できる(別売/2000円・税抜) (右)バイザーの取り外しが可能

ベルギーのスポーツ自転車用ヘルメットメーカーのレイザーが作る、自転車通勤にも最適なモデル。自転車競技が盛んなお国柄だけあって、その完成度は高い。後頭部にテールランプを搭載し、スマートな見た目でありながらも安全性を向上させている。また「アドバンスドロールシス」というヘルメット上部のダイヤルを回す独自の調整機構を持ち、誰でも簡単にフィット感の調整ができる。髪を後ろで結ぶ女性もかぶりやすいシステムだ。

SPEC.
●価格/7000円(税抜)
●カラー/マットブラックグレイ、マットホワイト、マットブラックレッド、マットダークブルー
●サイズ/Mサイズ(55〜59cm)、Lサイズ(58〜61cm)

インプレッション〜シューズが決まればペダルが決まる

インプレションライダー/サイクルスポーツ編集長・中島丈博。週末のサイクリングからトライアスロン、そして通勤までさまざまなスタイルで自転車を楽しむ。編集部までの7kmを古いMTBを改造したフラットペダルのバイクで通勤している

ここで紹介の3アイテムに加え、クロスバイク初期付属の普通のフラットペダル&スニーカーも用意し、さまざまな組み合わせで試乗した。一番好印象だったのはPD-EF202とET3、次点はPD-EF205とスニーカーの組み合わせだった。

PD-EF202とET3の組み合わせは、ペダルボディが安定感をもたらしつつピンがしっかりとかみ合い力が伝わる点が良い。一方PD-EF205とスニーカーの組み合わせは、ペダルに備わるグリップとスニーカーとの相性が良く、高いグリップ感をもたらす点が優秀と感じる。

ET3を通勤専用と決めて使うなら、PD-EF202との組み合わせがベストだろう。一方、お気に入りのスニーカーで通勤したい人なら、PD-EF205を組み合わせるのが良い。

 

輪行と自転車キャンプでの性能を特集したこちらの記事もぜひチェックしよう!

オン・オフで活躍するシマノのサイクリングシューズ「ET3」の実力に迫る【輪行&キャンプ編】

自転車通勤のノウハウをまとめたガイドブック「自転車通勤完全ガイド」好評発売中!

お求めはお近くの書店かAmazonで。