キャニオンのエンデューロ・ハードテール・マウンテンバイク、新型「ストイック」発売
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ドイツの自転車ブランド CANYON(キャニオン)は2020年12月、新型「ストイック」をリリースした。
キャニオンのMTB開発チームは、どんなことにも対応できる汎用性の高いハードテールを生み出したいと考えていた。予算が限られる若いライダーが乗っても、MTBを始めたばかりのビギナーが乗っても、ベテランのライダーが乗っても楽しめる。そんなハードテールを探し、納得のいくバイクを開発したいと考えた。
最終的に完成したのは、プログレッシブジオメトリーと頑強なフレーム、パーツを特徴とする、全く新しいエンデューロ・ハードテール。
マウンテンバイクという遊びにおいて最高の時間を過ごせるかどうかは、バイクがどれだけ派手かどうかで決まるわけではない。
新型「ストイック」は、「サスペンションキネマティクス」や「サスペンションチューニング」なんて言葉に囚われなくても、お気に入りの裏山トレイルをニヤニヤしながら駆け抜けたり、友達と近所のパンプトラックでスキル向上に打ち込む素晴らしいひと時が持てることを証明してくれる。
急傾斜のテクニカルトレイルで限界に挑戦するときも、地元のパンプトラックで遊ぶときも、公園で友達と遊ぶときも。「ストイック」はあなたが愛するローカルシーンを、一台で遊び尽くせるバイクなのだ。
ストイックの特徴
最新のプログレッシブジオメトリーを採用
オフセットを抑えたフォークと65°ヘッドチューブ角との組み合わせにより、急峻でチャレンジングな地形での高速安定性と、ダイレクトなコントロールが可能なステアリングが融合。またこのヘッドチューブ角と長めのリーチの組み合わせにより、体重を前後均等に分散させることが容易になりました。コーナーでのトラクションが向上し、ボディポジションが良好になり、段差やジャンプでの安定性も向上します。
また、リーチが長くなったことで、コクピットが窮屈にならず、上り性能も向上しました。そしてトップチューブ位置を低め、大きくプル動作をした時でもフレームが邪魔になることはありません。短いチェーンステーを組み合わせ、安定性と俊敏性を融合させた最高のフレーバーを実現、パンプやジャンプでの楽しさと遊び心も格別です。
さらに2XS – S(〜175cm)は、フレームサイズに最適な27.5インチホイールを、Mサイズ以上は29インチホイールを装備。これによって、すべてのフレームサイズで同等のジオメトリーとテクニカルなハンドリングを実現しています。
頑強かつスマートなフレーム
フレームはエンデューロワールドシリーズのレースバイク Strive と同じ「カテゴリー4」の強度と衝撃テストに耐えられるように設計されています。
BB規格は、タフでシンプル、普遍的なねじ切りBBを採用。そしてシフトケーブル、ドロッパーポストのケーブルはダウンチューブにスマートに内装。ミニマルな設計のチェーンヨークによって、大きなタイヤクリアランス(29ホイールは2.5″、27.5ホイールは2.8″まで)を実現しました。
驚きのコストパフォーマンスを備える完成車ラインナップ
ストイックはどのモデルであっても、過酷なトレイルを走りこなし、輝くような性能を発揮します。それでいて完成車で8万9000円〜という価格を実現し、予算の限られる若者やビギナーにも、身近な環境で楽しめるMTBの可能性を提供します。
ストイック3と4の完成車には、ドロッパーポストを標準装備し、操縦性を高めます。また全モデルに140mmトラベルのエアスプリングフォークを採用、トレイルに合わせたチューニングも簡単です。
ストイック 完成車ラインナップ
ストイック 2 / Shimano Deore / SR Suntour XCR34 Air 140mm / 14.89kg / 8万9000円(税抜/送料別)
ストイック 3 / SRAM SX Eagle / Rockshox Recon RL 140mm / 14.76kg / 12万9000円(税抜/送料別)
ストイック 4 / SRAM NX Eagle / Rockshox Pike Select RC 140mm / 14.10kg / 17万9000円(税抜/送料別)
▼キャニオン公式ストア「ストイック」
https://www.canyon.com/ja-jp/mountain-bikes/trail-bikes/stoic/