キャニオン2021モデルのクロスカントリーレーシングバイク「ラックス」シリーズ発売
ドイツの自転車ブランド・キャニオンバイシクルズは2020年8月27日、2021モデルのクロスカントリーフルサスペンションバイク「LUX(ラックス)」を発売する。
ラックスはワールドカップサーキットにおいてすでに何度も勝利を勝ち取っており、現在最も速く、最も有能なクロスカントリーレーシングマシンの一つと言える。
その実績をもとに、来年のMTBクロスカントリーオリンピック種目ではマテュー・ファンデルプール(オランダ)、ポリーヌ・フェランプレボ(フランス)によって金メダルの獲得が期待されている。
ラックスは全モデル、全サイズでフルカーボンフレーム、29インチホイール、100mmのリヤサスペンショントラベルを採用。さらに2021モデルでは新たにキャニオンとDT Swissの共同開発による、超軽量ドロッパーポストを装備する。
そのほかにもハンドルとトップチューブの衝突を防ぐIPU(インパクト・プロテクション・ユニット)、レバーをアクスル内に内装したQuixleスルーアクスル、重量わずか4.6gのチェーンガイド、前サイズでロングボトルを2本搭載可能なフレームのフロントトライアングルなど、多くのスマートな機能が搭載されている。
一方のCFクラスは110mmトラベルフロンフォークの採用によりショック吸収力とコントロール性を高め、ヘッドアングルを0.5°寝かせることにより、ハイスピードなダウンヒルでの安定したハンドリングを実現。これによりクロスカントリーレースはもちろんのこと、トレイルバイクとしてのキャラクターを獲得している。
クロスカントリーレースからSDA王滝のような長距離レース、そして日常のトレイルライドまで、軽量でペダリング効率に優れるラックスは、これら用途における最適な選択と言えるだろう。
エクシードシリーズ ラインナップ(モデル名/メインコンポ/重量/価格)
ラックス CF 6 (スラム NX Eagle / 12.11kg)31万9000円
ラックス CF 7(シマノ Deore XT / 11.94kg)37万9000円
ラックス CF 7 WMN (シマノ Deore XT / 11.78kg)37万9000円
ラックス CF 8 (スラム X01 Eagle / 11.64kg)42万9000円
ラックス CF SLX 9(スラム XX1 Eagle / 10.71kg)53万9000円
ラックス CF SLX 9 TEAM(シマノXTR / 10.22kg)63万9000円
ラックス CF SLX 9 LTD (スラム XX1 Eagle AXS / 10.13kg)74万9000円
(価格はいずれも税抜・送料別)