リドレー2021。新エンデュランスロード&グラベルロードが登場
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ベルギーのスポーツバイクブランドであるリドレーが2021ラインアップを発表した。トピックスはエンデュランスロードシリーズのフェニックスに新モデルの「フェニックス」「フェニックス SLA ディスク」が、グラベルロードシリーズのカンゾーに同じく新モデルとなる「カンゾー ファースト」「カンゾー アドベンチャー」「カンゾーA」が登場したことだ。
フェニックス
「フェニックス」は新作のエンデュランスロードだ。円形の前側を切り落としたD型コラムを採用することで、ケーブルの露出を極限まで減らし、エアロ性能を向上させている。ケーブルはハンドル内部を通り、D型コラムの前側のスペースを通ってフレームにアクセスする。また、スペーサーは分割タイプとなっており、ハンドルを完全に抜くことなく着脱できるため、メンテナンス性やハンドルの高さを変更する際に役立つ。
Fenix
価格:28万円(フレームセット・税抜)
サイズ:XS、S、M
フレーム重量:1006g(S)
カラー:ブラック-ホワイト-レッド
フェニックス SL ディスク
「フェニックス SL ディスク」は仕様とカラー変更をして継続となる。カラーは新色のレッドシルバーに。ハンドル、ステム、シートポストはフォルツァ ストラトスに変わり、ホイールはシマノ・WH-RS171に変更となっている。3万4000円価格が下がっており、それもポイントだ。
Fenix SL Disc
価格:30万円(税抜)
サイズ:XXS、XS、S、M
重量:8.7kg(S)
カラー:レッド-シルバー
フェニックス SLA ディスク
「フェニックス SLA ディスク」は快適性を求めた新作のアルミエンデュランスロードだ。フェニックスシリーズのエントリーモデルという位置づけで、メインコンポーネントはシマノ・ティアグラを搭載している。
Fenix SLA Disc
価格:20万円(税抜)
サイズ:XXS、XS、S、M
重量:9.6kg(S)
カラー:レッド-ブラック
カンゾー ファースト
「カンゾー ファースト」はグラベルロードシリーズの「カンゾー」に新しく加わったモデル。エアロ性能を兼ね備えたグラベルレーサーで、フレームは同社エアロロードバイクのフラグシップ「ノア ファースト」の形状を受け継いでいる。フロントはシングル専用となっており、フェンダーはオプションで販売される予定だ。
Kanzo Fast
価格:33万円(フレームセット・税抜)
サイズ:XS、S、M
フレーム重量:941g(S)
カラー:アーミー グリーン-ゴールド
カンゾー スピード
2020はフレーム販売だったが、2021ではメインコンポーネントにシマノ・GRX600を搭載した完成車で販売される。
Kanzo Speed
価格:35万円(税抜)
サイズ:XXS、XS、S、M
重量:9.25kg(M)
カラー:ベルギー-ブルー
カンゾー アドベンチャー
新作「カンゾー アドベンチャー」はライフスタイルに合わせられる万能グラベルロードで、ダボ穴が多く搭載されている。ダボ穴はダウンチューブ下側やトップチューブ、チェーンステーなどにもあり、多数のボトルケージや各種キャリヤ、バッグ類、泥除けなどをスマートに装着できる。メインコンポーネントはシマノ・GRX600を搭載している。
Kanzo Adventure
価格:34万円(税抜)
サイズ:XS、S、M、L
重量:9.6kg(S)
カラー:ジーンズ ブルー-オレンジ
カンゾー A
新作の「カンゾーA」はアルミフレームのエントリーグラベルロードである。本国ベルギーでは3年目になるモデルで、日本では初めてラインナップに追加された。タイヤクリアランスが広く、最大45Cまで装着できる。
Kanzo A
価格:21万円(税抜)
サイズ:XXS、XS、S、M
フレーム重量:10.5kg(S)
カラー:ベルギー ブルー、シルバー
X-ナイト ディスク
トッププロチームと共同開発するシクロクロスバイクが「X-ナイト」だ。2021モデルではコクピットとフロントまわりのケーブル類が完全内装化し、エアロ性能が向上している。また、フレームセット価格は3000円プライスダウンした。
X-Night Disc
価格:18万円(フレームセット・税抜)
サイズ:41、48、52、54
フレーム重量:1026g(52サイズ)
カラー:レッド-ブラック-ホワイト
リドレー:https://ridley-bikes.jp/
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