トレック・ジャパンは、2020年7月17日に発表した新型Madone SLR Disc（マドンSLRディスク）の受注をトレックのカスタムプログラム「Project One（プロジェクトワン）」で開始した。

Madone SLR 6 Disc

2021年モデルの新型マドン SLRは、見た目は変わらないが中身が大幅にアップデート。最大450gの軽量化を果たした。

1. OCLV 800を採用
マドン SLRは、30%強度が向上したOCLV 800シリーズカーボンを採用。これにより前作比でフレーム単体で80gの軽量化を果たしている。

2. T47 BBを採用
ドマーネ、エモンダとカーボンロードで採用しているT47 BBを「マドン」にも採用。

3. フレームサイズ47cmを追加
以前から強い要望のあった47cmサイズがマドン SLRに追加された。

4. チーム仕様の完成車で最高450gの軽量化
フレーム単体では80gの軽量化だが、下記のアップデートによりエアロ性能を変えずに450gの軽量化を達成している。

■重量減のブレークダウン
・新しいOCLV 800を使用したフレーム -80g
・新型アイオロス RSL 37 ホイール（比較対象のアイオロス XXX 4 Discとほぼ同等の空力性能）-100g
・新型アイオロス RSL Bar/Stem（比較対象のマドン専用2ピースハンドルバーとほぼ同等の空力性能）-160g
・塗装の軽量化によりチームカラーのフレームを軽量化 -50g
・SRAM DUBクランクの採用 -60g

■塗装の軽量化について
・男女両方のチームペイントにスモークカラーと呼ばれる色付きのクリアコートを採用することでペイント重量を50g軽量化。

・ドマーネやエモンダのチームペイントもスモークカラーを採用し、これも軽量化に寄与している。スモークカラーを使ったProject Oneカラー選択でも軽量化となる。

トレックのカスタムプログラム「Project One」

＊サイスポ・トピックス：トレックのエアロロード「マドンSLR」が軽量化

＊サイスポ・ニュース：トレックのカスタムプログラム「プロジェクトワン」が2021バージョンで価格改定