厳選アイウェアコレクション2020〜bollé(ボレー)

目次

2020年注目のアイウェアをシリーズで紹介していこう。今回は伝統と歴史あるフランスのbollé(ボレー)。数々の名選手の視界を支えてきた同ブランドから、1980年代の名作のリバイバル「CHRONOSHIELD(クロノシールド)」が登場。他、注目の3アイテムも合わせて紹介。

80年代の象徴的デザインを現代に蘇らせた「CHRONOSHIELD(クロノシールド)」

ボレー・クロノシールド。写真はマットクリスタルネイビー

1986年に発売されたサイクリングのアイコン的モデル「クロノシールド」を現代的に蘇らせたモデル。どこか懐かしいルックスの中に最新技術を内包する。

【POINT1】鮮明さ・調光・ハイコントラストを実現するファントムレンズ

ファントムレンズ

ボレー独自の「ファントムレンズ」を標準装備し(マットクリスタルネイビーとマットブラック)、最高の視界を約束する。

【POINT2】調整可能なノーズパッドとテンプル

ノーズパッド

テンプル

ノーズパッド部分は、内側〜外側で3段階に倒れたり起こしたりでき、高さの調整が可能だ。また、テンプル部分も折り曲げて調整できる。これでほぼ自分にフィットさせられる。

【POINT3】取り外し可能な汗取りパッド

汗取りパッド

汗取りパッドが配され、額から流れ出る汗が目に入るのを防ぐ。取り外しも可能だ。汗を防ぐ目的もあるが、顔との適度な密着感が得られるメリットもある。

着用イメージ

クロノシールドの着用イメージ

頬から眉まですっぽりと覆ってしまう広い設計となっている。まるでスキーのゴーグルをほうほつとさせる。視界の広さはピカイチなのは間違いない。

カラーバリエーションは、他にマットブラック(左上)、マットホワイト(右上)、マットピンク(下)がある

CHRONOSHIELD(クロノシールド)

SPEC
●価格/2万1000円〜2万9800円(税抜)
●レンズ/ファントムクリアグリーン(マットクリスタルネイビーに付属)、他3種類
●フレームカラー/4種類
●参考重量/43.2g
●付属品/ハードケース、ソフトケース(巾着袋)

「シフター」がコンパクトになった「LIGHTSHIFTER(ライトシフター)」も新登場

ボレー・ライトシフター。写真はマットピンク

2019年に発売された一眼レンズ&フルフレームタイプの「シフター」をハーフフレームにし、レンズを小さくした新モデル。小顔な人や女性に向いたモデルである。

ライトシフター

SPEC
●価格/1万6000円〜2万5000円
●レンズ/4種類
●フレームカラー/6種類
●付属品/ハードケース、ソフトケース(巾着袋)

Other Line Up〜「B-ROCK RPO(ビーロックプロ)」&「VULTURE(ヴァルチャー)」

その他、お薦めの2アイテムを紹介しよう。

サイドプレートを搭載のフルリムデザイン「B-ROCK RPO(ビーロックプロ)」

ボレー・ビーロックプロ。写真のカラーはShiny Navy/WH TNS Ice

ホールド感が好評な「B-ROCK(ビーロック)」をベースに、空力性能を追求してサイドプレートを追加したモデル。コース内容や好みに合わせ、ローフレームを外すこともできる。軽量でエアロ効果が高く、それと同時にホールド力も高い一品だ。

B-ROCK PRO(ビーロックプロ)

SPEC
●価格/2万2000円(税抜)
●レンズ/5種類
●フレームカラー/5種類
●付属品/ハードケース、ソフトケース(巾着袋)

ふだん使いにも合う「VULTURE(ヴァルチャー)」

ボレー・ヴァルチャー。写真はマットブラック

ミディアムフィットで頂部が平らになっており、自転車だけでなくさまざまなアウトドアアクティビティシーンにも合うアイウェア。ふだん着にも合わせやすいカジュアルなデザインなのも良いポイントだ。その一方で調光と偏向を兼ね持つ「Phantom +(ファントムプラス) レンズ」搭載のタイプがあり、大半のフレームカラーに偏光レンズが採用されているなど、同社のテクノロジーが注ぎ込まれている。照り返しの強い夏場の街乗りにもぴったりなアイテムだ。

VULTURE(ヴァルチャー)

SPEC
●価格/1万3000円〜2万2000円(税抜)
●レンズ/6種類
●フレームカラー/6種類
●付属品/ハードケース、ソフトケース(巾着袋)

Brand Information〜名だたる名選手をサポートするフランスの雄

1888年創業の、何と130年以上の歴史を誇るフランスのアイウェア&ゴーグルメーカーがボレーだ。サイクリング用アイウェアはもちろん、スキー用ゴーグル、スキー用ヘルメット、サイクリング用ヘルメットを展開している。サイクリング分野においては、チームバネスト、オンセ、オリカ・グリーンエッジなど、何十年にもわたって名だたるトップチームをサポートしている。近年ではAG2Rラモンディアールをサポート。