ルックジャパンが始動 新型クライミングバイク「785 Huez 2 RS」も発表

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フランス発の名門ブランド「ルック」が、4月1日より日本市場に向けた新体制「ルック ジャパン」を発足。ダイアテックの支援体制のもと、国内でのブランド展開を強化する。同発表会ではブランドの歴史と今後の戦略に加え、新型バイクや最新プロダクトも披露された。

アジアセールスマネージャーのパスカル氏(写真左)とルックジャパン代表の岡部氏(写真右)

日本市場を重視した新体制

ルックジャパンは、日本市場を重要な成長エリアと位置づけ、認知拡大と販売強化を目指す。

岡部氏はブリヂストンサイクルでの経験を経て、1993年からルックに関わり続けてきた人物。長年にわたる知見を活かし、ブランドの価値をより深く伝えていく役割を担う。一方、ダイアテックは広報支援、物流、倉庫、配送管理などを担当。これまでの業務体制を組織的に再構築し、安定した供給と情報発信を支える。

 

新型クライミングバイク「785 ヒュエズ 2 RS」を発表

今回の発表で大きな注目を集めたのが、新型クライミングバイク「785 ヒュエズ 2 RS」だ。上りの軽快さと下りの安定性、その両立を追求したモデルとなる。従来の「785 ヒュエズ 2」の設計をベースにしながら、カーボン素材のグレードを高めることで軽量化と反応性を引き上げた進化モデルだ。

フレーム重量はSサイズで約830g、フォークは約360gと軽量ながら、このモデルの特徴は単なる軽さではない。下りでの安定性やコントロール性まで見据えた設計が与えられている。

重心位置を低く設定し、剛性を適切にコントロールすることで、下りでは安定感と操作性を両立。路面状況をしっかりと伝えながらも、過度にマイルドにならない“スポーツカー的”な乗り味を狙っている。BBはねじ切り式のT47規格を採用し、高い剛性と整備性を両立する。

また、タイヤクリアランスは最大32Cのワイドタイヤに対応。機械式・電動式の両方に対応する。なお、UDHは採用されていない。

フレームの塗装は、フランスにあるルック本社工場で行われる。塗料の選定からこだわり、極薄の塗膜で仕上げることで軽量化を徹底。カーボンの肉厚を無理に削るのではなく、あらゆるアプローチで1gでも軽くする思想が貫かれている。カラーは2色展開となり、写真の「ミスト・ヴェルデ」カラーは雲のような独特のペイントが特徴。

フレーム価格は税込み64万9000円(ハンドル・ステム別売)。4月中の入荷を予定し、4月25日〜26日に開催されるサイクルモード東京ではXS、S、Mサイズの試乗ができる可能性があるそうだ。

ヒルクライムシーズンに入るこれからの季節。注目のモデルとなりそうだ。