オークォがカーボンスポークホイールを発表
オルベアのオリジナルホイールブランドOQUO(オークォ)が、VONOA(ヴォノア)のカーボンスポークを採用した新型ロード、グラベルホイールを発表した。スポークだけでなく、ホイールシステムを全面的に再設計することで、高剛性、低回転重量、優れた空力性能を実現しているという。
このモデルは、UCIワールドチームのロット・アンテルマルシェやプログラベルライダーとの共同開発により、2年以上の歳月をかけて完成。エリートレースで求められる性能を、そのまま製品へと反映している。
カーボンスポークの優れた性能を最大限引き出すには、ホイール全体を1つのシステムとして設計する必要があった。オークォはスチールスポークをカーボンに単に置き換えるのではなく、リム、ハブ、スポークをゼロから再設計。スピードと効率を最大化しつつ、ライダーが求める正確なコントロール性と乗り味を維持している。
オークォのカーボンスポークシステムの主なメリット
新しいカーボンスポークシステムは、ホイール性能の3つの重要な要素を高める。
- 高剛性と優れたパワー伝達:カーボンスポークはスチールに比べて引張強度が高く、弾性が低いため、最大17%のねじれ剛性向上を実現。負荷時のスポークのたわみを抑え、より鋭い加速性能を発揮する。
- 回転重量の低減:カーボンスポークの高強度によりスポーク本数を20本まで削減。軽量性と相まって、最大6%の回転質量削減を達成し、加速性能および登坂効率を向上させる。
- 空力性能の向上:最適化されたスポーク形状と本数削減により、空気抵抗と乱流を低減。従来モデルと比較して、高速域で最大2Wの省エネ効果を実現する。
さらにオークォは、このカーボンスポークシステムに対応する専用ハブ「Q10 CS」を新開発した。スポークとハブボディ、ニップルの位置関係を最適化することで、最大スプリント時でも安定したテンションを維持する。
ラインナップ
今回のカーボンスポークモデルは、オークォの最上位の「LTD」レンジを拡充するものだ。価格は全て前後セットで43万4900円(フロントのみは18万8400円。リヤのみは24万6400円)。カラーは各モデル12色を展開する。フリーボディはシマノHGとスラムXDに加えて、RP50にのみシマノMS仕様が用意される。なお、モデル名のRAはRoad Aero、RPはRoad Performanceの頭文字だ。
RA80 LTD CS:高速走行において最大限の空力性能を発揮。リムハイト80mm、内幅23mmを備え、TTやトライアスロンに適している。重量は1567g。
RA57 LTD CS:リムハイト57mm、内幅23mm、重量1373gというスペックを備えた、高速レース向けに設計された高性能エアロホイール。
RP50 LTD CS:リムハイト50mm、内幅25mm、重量1371gを備えた、ワイドタイヤでの高速走行に対応する高性能ホイールセット。
RP45 LTD CS:リムハイト45mm、内幅21mmを備え、重量1223gと、オークォのラインナップ中で最も軽量なホイールセット。



















