自転車ナビタイムのウェブ版で「サイクリングコース作成ツール」がリニューアル

自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME(ナビタイム)」のウェブ版で、「サイクリングコース作成ツール」がリニューアルした。

 

自転車ナビタイムのサイクリングコース作成ツールがリニューアル

 

リニューアルの背景

PCの大きな画面でじっくりとサイクリング計画を立てたいというニーズは高く、ウェブ版のサイクリングコース作成ツールは多くのサイクリストが利用し、これまでに、4万本以上のコースがユーザーによって投稿されている。その中で、「ウェブ版でもアプリ版と同じように、坂道の多さやサイクリングロードを優先したルートを作りたい」といった声が多数あったという。そこで、今回のリニューアルでは、スマートフォンアプリ版の詳細なルート検索機能やデザインを取り入れ、ウェブ版とアプリ版とがよりシームレスに、利用しやすくなった。

 

主なリニューアル内容

アプリ版同等、7種類のルート検索条件に対応

既存の「推奨」ルートに加え、「坂道が少ない/多い」「サイクリングロード優先」「距離が短い」「大通り/裏通り優先」の全7種類のルート検索条件を考慮したルート検索が可能になる。

作成したコースの複製機能

保存したコースを複製し、一部を編集して新たなコースとして保存できるようになった。過去のコースをベースに、新しいサイクリングコースを簡単に作成することができる。作成したサイクリングコースはアプリに共有が可能。共有用URLをスマホで読み込むと、アプリでそのコースを再現し、ナビゲーションができる。

全国サイクリングロード上に信号機を表示

ウェブ版のサイクリングコース作成ツール画面上で、自転車ナビタイムが紹介する全国各地の「サイクリングロード」を検索できるようになる。新たに、サイクリングロードに沿って、信号機の位置が表示できるようにされた。信号機の位置や数を確認するという観点で、サイクリングの計画が可能になります。

 

サイクリングコース作成画面

サイクリングコース作成画面

サイクリングロード(信号機表示)画面

サイクリングロード(信号機表示)画面

 

なお、今回のリニューアルに伴い、従来の「PCナビタイム」サイクリングコース作成ページは、自転車ナビタイム(ウェブ版)として独立するが、ユーザーは、これまで作成したコースも引き続き利用できる。

 

自転車ナビタイムのサイクリングコース作成ツールの投稿状況(2019年11月~2025年10月)

コースの走行距離グラフ

100km以下のコースが最も多く作成されており、次いで、101~200km、201~300km以下となり、長距離のコース計画での活用も確認できる。

コースの獲得標高グラフ

初訪問地域でのコース計画やいつものコースのアレンジとして活用されている。なかには、長野県と岐阜県の県境にある乗鞍岳周辺の標高が高い地域等を周遊するコースなども作成されている。

 

自転車NAVITIME

ウェブ
https://cycle.navitime.co.jp/

iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/id447024088?mt=8

アンドロイドOS
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.cycle