ジャイアント2026新型「エスケープ X／コンテンド SL 1／ TCR アドバンスド 3 KOM – Gen9」発売

2025.10.10
新製品

ジャイアントは2025年10月中旬より、スポーツクロスバイク「Escape X」、アルミロードバイク「Contend SL 1」、リムブレーキ仕様のカーボンロードバイク「TCR Advanced 3 KOM – Gen9」の3モデルを発売する。

ジャイアント・エスケープ X

「Escape X（エスケープ X）」は、日本を代表するクロスバイク「エスケープ」の新シリーズ。快適なジオメトリーに幅広のハンドルバー、38mm幅ワイドタイヤ、路面からの振動を吸収する「D-fuse」シートポストを採用。日々の通勤通学から週末のサイクリングまで、あらゆるシーンで心地よくスムーズな走りを実現する。

「Contend SL 1（コンテンド SL 1）」は、ディスクブレーキ仕様の新型アルミロードバイクとして登場。ハイエンドエアロロード「Propel（プロペル）」やエンデュランスロード「Defy（ディファイ）」の設計思想と最新テクノロジーを受け継ぎ、現代的でスタイリッシュなデザインを実現しながらも、手の届きやすい価格帯のハイパフォーマンスモデル。

「TCR Advanced 3 KOM – Gen9（リムブレーキ）」は、今年5月に国内300台限定で特別販売した「TCR Advanced 3 LTD – Gen9」の即時完売にともない、追加発売を決定したモデル。本モデルは「KOM（King of Mountain）」の名が示すとおり、ワイドレシオのギヤを採用。また、カラーラインナップも新たな2色展開へと拡充する。

スポーツクロスバイク　エスケープ X

ジャイアント・エスケープ X

ベストセラークロスバイク「エスケープ」に新シリーズ「エスケープX」誕生

20年以上にわたり多くのライダーに選ばれてきた、日本を代表するベストセラークロスバイク「エスケープ」。その確かな信頼性と快適性を受け継ぎつつ、現代のライフスタイルに合わせて進化した新シリーズが誕生した。

「Escape X」の“X”は、街と自然、日常と週末といったさまざまなシーンをクロスオーバーする存在であることを意味している。通勤・通学から週末のリフレッシュライドまで、あらゆる場面で“余裕のある”走りを叶える1台。

毎日に、走る楽しさと余裕を

「Escape X」は、日常に“余裕のある”走りもたらしてくれるクロスバイク。快適なジオメトリーに加え、操作性と安定感を高めるワイドなハンドルバー、そしてシリーズ最大の38mm幅タイヤを採用し、段差や少し荒れた道でも安心して走ることができる。

さらに、ジャイアント独自のD型断面形状によって路面からの衝撃を緩和する「D-Fuse」シートポストの採用で、長時間のライドでも疲れにくく快適な乗り心地を提供している。ただ移動するだけではなく、少しの“リフレッシュ”と“楽しさ” を加えてくれる、それが「Escape X」。

ジャイアント・エスケープ X

シーンを選ばない、洗練されたクロスオーバースタイル

「Escape X」は、機能性とデザイン性を兼ね備えたクロスバイク。すっきりとした見た目とメンテナンス性を両立する内装ケーブルルーティング、天候を問わず安定した制動力を発揮する油圧ディスクブレーキを採用し、コンディションを問わず安心で快適なライドをサポートする。さらに専用設計のフェンダー（別売）を装着すれば、雨の日の通勤や日常使いでの水はねや泥はねを抑えることができる。

また、サイズ展開も豊富で、身長150cmから200cm前後まで対応する5サイズをラインナップし、体格を問わず、ぴったりの1台を選べる。フレームカラーは2色展開で、いずれもクロスオーバーの世界観にマッチする落ち着いたマットフィニッシュを採用。スタイルにこだわる大人のライダーにもフィットし、街にも自然にもなじむニュートラルなトーンで、幅広いシーンに溶け込むデザインに仕上げている。

ESCAPE X 製品概要

20年以上の歴史を持つ日本を代表するクロスバイク「エスケープ」シリーズに新モデル「Escape X」が誕生。ジャイアント独自の「D-Fuse」シートポストがもたらす高い快適性に加え、38ｍｍのワイドタイヤによる安定性と走破性を兼ね備えたクロスオーバーバイク。都市部での通勤から郊外でのサイクリングまで、あらゆるシーンを軽快かつ快適に走り抜け、毎日の道に、余裕という心地よさを。

マットブラック

マットデザートサンド

ESCAPE X

標準価格： 8万8000円

サイズ： 380 (XS), 430 (S), 485 (M), 535 (L), 585 (XL) mm

重量： 12.4kg (M)

カラー：マットブラック, マットデザートサンド

フレーム： ALUXX-Grade Aluminum, OLD135mm

F.フォーク： Steel

ギヤクランク： PROWHEEL TB-CY01

変速パーツ： SHIMANO Altus / SL-M315 16-Speed

ブレーキセット： TEKTRO [F]HD-T275 [R]HD-R280, GIANT MPH 160mm rotors

ホイール： GIANT GX-28 Disc Wheelset

タイヤ： GIANT S-X3 700×38c

700×38C WIDE TIRE：軽快な走行感と高い安定性を両立し、十分なエアボリュームで快適性にも優れたワイドタイヤ。

D-FUSE SEAT POST：路面からの衝撃を逃がし快適なペダリングをサポートするD型断面形状アルミシートポスト。

ESCAPE X GEAR：雨天時にも安心な専用フルフェンダーやスマートなKSA SPORT LITEキックスタンドなど別売りのギヤアイテムを取り付け可能。

アルミロードバイク　コンテンド SL 1

ジャイアント・コンテンド SL1

「Propel」「Defy」から受け継ぐ設計思想

「Contend SL」は、GIANTのハイエンドモデルの設計思想とテクノロジーを惜しみなく投入した、次世代のアルミロードバイク。その洗練されたフレーム＆フォーク形状、空力性能を高める30mmハイトホイール、そしてケーブルを完全に内装した現代的でクリーンなケーブルルーティングは、トッププロレースで活躍するエアロロード「Propel」の血統を色濃く受け継いでいる。

さらに、高い快適性に定評のあるエンデュランスロード「Defy」の思想も受け継ぎ、独自のD型断面形状によって路面からの衝撃を逃がす「D-Fuse」シートポストを採用。長時間のライドでも疲労を最小限に抑え、滑らかなライドフィーリングを実現する。「Contend SL」は、「Propel」の“スピード“と「Defy」の”快適性“、その両方を融合させた、アルミロードバイクの新たなベンチマークだ。

ジャイアント・コンテンド SL1

ジャイアントの誇る最高水準のアルミフレームテクノロジー

「Contend SL」のフレームは、素材に最先端のALUXX SLアルミニウムを採用し、クラス最高レベルの剛性と軽量性を高次元で両立している。さらに、中央を薄く成型することで、必要な強度を保ちながら軽量化を可能にする“ダブルバテッド加工”、一切の無駄がない精密なチューブの成形を可能にする“フルードフォーム”、そして溶接部を美しく仕上げる“スムースウェルド”など、GIANT独自の高度な製造技術を惜しみなく投入している。これにより、優れた走行性能とフレームとしての美しさを兼ね備えた、プレミアムなアルミロードバイクに仕上がっている。

ジャイアント・コンテンド SL1

トレンドを反映したコンポーネント

「Contend SL」は、最新のトレンドと高い実用性を兼ね備えたコンポーネントも大きな魅力。路面からの振動吸収に優れるAdvancedグレードのカーボンフォークは、快適な乗り心地と正確なコントロール性能を提供。最大32mm幅に対応するタイヤクリアランスにより、幅広いタイヤ選択が可能。

さらに、GIANT独自のALP（Aluminum Lightweight Performance）アルミ製ホイールは、30mmハイトのリムを軽量かつ堅牢に仕上げ、敏捷な操作性と耐久性を両立。人間工学に基づいて設計されたフレアハンドルバーは、トップ、フード、ドロップのどのポジションでも快適かつ安定したグリップを実現し、特に7.2度のフレア形状をもつドロップ部分は、下りやコーナリングでの安心感を高める。これらの装備により、「Contend SL」は幅広いライドシーンで頼れるパートナーとなっている。

ジャイアント・コンテンド SL1

コンテンド SL 1 製品概要

ペダルを踏み込むたびに加速し、前へと突き進む、走る歓びを解き放つアルミロードバイク「Contend SL」。ジャイアントが誇るテクノロジーによって生み出される洗練された「ALUXX SL」アルミニウム製フレームは、ハイエンドエアロロード「Propel」ゆずりのエアロ性能や、エンデュランスロード「Defy」に採用され快適性を大幅に向上させる「D-Fuse」テクノロジーを受け継ぎ、カーボンバイクに匹敵するライドフィーリングを実現。

ジャイアント・コンテンド SL1

CONTEND SL 1

標準価格： 20万9000円

サイズ： 410 (XS), 445 (S), 480 (M), 515 (ML) mm

重量： 9.6kg (S)

カラー：コールドアイアン

フレーム： ALUXX SL-Grade Aluminum，12x142mm thru-axle, disc

F.フォーク： Advanced-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12×100mm thru-axle, disc

ギヤクランク： PROWHEEL RPP-C609

変速パーツ： SHIMANO Tiagra 20-Speed

ブレーキセット： SHIMANO Tiagra, [F]160mm [R]140mm rotors

ホイール： GIANT ALP Disc WheelSet

タイヤ： GIANT S-R1 700×28c (28mm)

INTERNAL CABLE COCKPIT：全てのケーブルはステムに内装され、エアロダイナミクスを向上させると同時に美しくクリーンな外観を実現。

7.2° FLARE HANDLE BAR：あらゆるポジションで快適性と操作性を両立し、走りのクオリティをワンランク高める7.2°のフレアデザイン新型アルミニウム製ハンドル。

D-FUSE SEAT POST：路面からの衝撃を逃がし快適なペダリングをサポートするD型断面形状アルミシートポスト。

TCR アドバンスド 3 KOM – Gen9（リムブレーキ）

ジャイアント・TCR ADVANCED 3 KOM

近年、各ブランドのバイクがディスクブレーキ仕様へと移行するなか、GIANTも2024年に発売した現行の第10世代「TCR」からはディスクブレーキ仕様のみを展開している。しかし、輪行や整備性に優れるリムブレーキ仕様を望む声も根強く、2025年5月に国内限定300台で発売した「TCR Advanced 3 LTD – Gen9」は、即完売となるほどの大きな反響を呼んだ。

今回、その反響に応えて、第9世代「TCR」リムブレーキ仕様の再販を決定。基本仕様はそのままに、ヒルクライムにも最適なワイドレシオのギヤを採用、カラーラインナップは2色に拡充し、「TCR Advanced 3 KOM – Gen9」として登場する。カラーを選べる楽しさが加わり、さらに魅力的なモデルに仕上がっている。

フルカーボンロードが税込19万8000円

フレームもフォークもフルカーボンという上級スペックながら、手頃な価格を実現。これからロードバイクに挑戦したい人、クロスバイクやアルミロードからのステップアップを検討中の人にはまさに最適な一台。もちろんリムブレーキ仕様ならではの整備性や軽さを重視する輪行サイクリストやヒルクライマーにもおすすめ。

ジャイアント・TCR ADVANCED 3 KOM

ヒルクライムにも対応する充実のスペック

コンポーネントには、スムーズな変速性能と優れたメンテナンス性で定評のある「シマノ・ティアグラ（2×10速）」を採用。リヤカセットスプロケットにはワイドレシオ11-34TのKOM（King of Mountain）ギヤセットを搭載し、ヒルクライムを含む多様な地形に対応する。

さらに、エアロポジションと操作性を両立する最新トレンドのフレア形状ハンドルバー、そしてTCR専用設計のエアロシェイプ・カーボンシートポストなど、エアロダイナミクス、軽量性、快適性を強化している。

ジャイアント・TCR ADVANCED 3 KOM

新たな2色のカラーバリエーション

2色のカラーバリエーションは、本モデルのために新たにデザインされたもの。マットカーボンスモークは、マット仕上げのスモークペイントに金属的な輝きを放つアウトラインロゴを組み合わせ、高級感のある落ち着いたカラー。もう一方のクリスタルホワイトは、主張し過ぎないニュートラルなパールホワイトのペイントに、存在感のあるブラッククロームのアウトラインロゴを配した、クリーンで洗練されたカラー。

ジャイアント・TCR ADVANCED 3 KOM

TCR アドバンスド 3 KOM – Gen9（リムブレーキ）製品概要

第９世代の「TCR Advanced」リムブレーキフレームに、シマノ「ティアグラ」コンポーネントを組み合わせた日本国内限定販売モデルが、ついに待望の再販決定。300台限定で登場した第一弾は発売直後に即完売となる大好評を博し、今回は選べる2色のカラーバリエーションをラインナップ。前世代モデルながら、抜群の軽量性と高い剛性、扱いやすいシンプルなリムブレーキシステムによって、今なお根強い支持を得る。ヒルクライムからトレーニングライド、ロングライドまで、あらゆるシーンでその真価を発揮。