この冬イチオシのスマートトレーナー ELITE「DIRETO X」「SUITO」「TUO」

目次

Presented by Kawashima Cycle Supply Co.,Ltd.

室内トレーナーの定番メーカーであるイタリアのエリート。 その入門〜ミドルグレードのスマートトレーナーが刷新! 選んで間違いなしの製品群。 その魅力に迫ろう。

エリート

●インドアトレーニングでは、スマートトレーナーに加えて各種アクセサリーをそろえると便利だ。PCやタブレットを載せる「ポサ・デバイススタンド」(1万2800円・税抜)は折りたたみ可能で使い勝手がいい。「トレーニングマット」(1万400円・税抜)は滴る汗で床を汚すのを防ぎ、防振防音効果もある

 

さすがはエリート

エリートは、イタリアの名門サイクルアクセサリーブランドだ。ボトルやボトルケージにおいて、UCIワールドツアーでの使用率が最も高い。そして、室内トレーナーのブランドとしても歴史は古く、プロの使用率が高いことはもちろん、一般の自転車乗りにも多く愛用されており、まさにトレーナー界の雄である。

そんなエリートの、入門〜ミドルグレードに当たるスマートトレーナー群が刷新された。セカンドグレードに当たる「ディレートX」、サードグレードに当たり新登場の「スイート」、そして同じく新登場で入門機に当たる「トゥオ」の3つだ。

早速、それぞれのトレーナーに実際に乗り、使用感を試してみた。

 

静粛性が従来比で50%アップ!

まずディレートXについて。前作のディレートも試乗してみたことがあるのだが、静粛性が%アップしたという触れ込みのとおり、確かに実感としてかなり静かになっていると感じた。あえて板張りの床という振動が伝わりやすい状況で乗ってみたが、ほとんどチェーンとクランク、スプロケットがカチャカチャと鳴る音しか聞こえない。床にも振動はほとんど伝わっていないようだ。負荷を高めてこいでみても、大して振動が高くならなかった。また、こいでみた滑らかさもかなり向上しており、固定式ながら実走感にかなり近い。

計測精度が向上した光学式パワーメーター内蔵

エリート

●セカンドグレードの「ディレート」がブラッシュアップされたモデル。負荷ユニットの改良で18%の登坂負荷を再現できるようになり、内蔵の光学トルクセンサー式パワーメーターも誤差±1.5%という高精度になった。さらに静粛性は何と50%もアップしている!

 

エリート

持ち運びもラクラク

エリート

●本体に取っ手が設けられており、さらに土台のアーム部を畳むことができるので、持ち運びがしやすい。しかも、持ってみると意外と軽いと感じたのが好印象

 

DIRETO X ◎ディレート エックス
DATA
価格/11万2400円(税抜・前輪用ライザーブロック付属)
寸法(脚を開いた状態)/長さ650mm×幅840mm×高さ550mm(収納時の幅は300mm)
重量/15kg
対応エンド/130-135mmクイックリリース、12×142mmスルーアクスル
最大シミュレーション勾配/18%
出力計測精度/誤差±1.5%

性能と収納力を両立した画期的モデル

続いてスイート。コンパクトに畳んで収納できるのが特徴だが、正直上位モデルのディレートXと違いが分からないくらい静かだった。こいでみた感触や負荷の掛かり方の滑らかさも、ディレートXとの違いはまったく分からないほど。驚きである。

エリート

SUITO ◎スイート
DATA
価格/9万4800円(税抜・前輪用ライザーブロック&シマノ11速カセットスプロケット付属)
寸法(脚を開いた状態)/長さ760mm×幅560mm×高さ495mm(収納時の幅は150mm)
重量/14.5kg
対応エンド/130-135mmクイックリリース、12×142mmスルーアクスル
最大シミュレーション勾配/15%
出力計測精度/誤差±2.5%

シマノ11速カセットスプロケット装着済み!

エリート

●2020モデルから新登場のスマートトレーナー。コンパクトに収納できるうえに、上位モデルに迫る静粛性・負荷再現度・計測精度を誇る。パワーメーターと直接接続し、負荷が最適に調整されるパワーメーターリンク機能も搭載する

エリート

●購入時、既にシマノ11速カセットスプロケット(11-28T・R7000グレード)が取り付けられており、すぐにこぎ出せるので非常に便利だ

収納時の幅はわずか15cm!!

エリート

●土台のアームを畳むと、写真のようにわずか幅15cmになる。本体上部に取っ手があり、持ち運びもしやすい。使わないときは畳んで部屋の隅に置いておくといいだろう

 

操作が簡単なトレーナー入門機

最後にトゥオ。まず感動したのは、「これ、本当にタイヤドライブ式?」と思えるほどの滑らかなペダリング感だ。上位モデルに比べ、さすがに振動は若干大きく出ている感触はあるものの、全然気になるレベルではない。入門機を超えた完成度だ。

エリート

部屋に溶け込む機能美あふれるデザイン

エリート

●同じく新登場のタイヤドライブ式スマートトレーナー。室内トレーナーの常識を覆す、インテリアに調和したイタリアン・ファニチャーデザインが特徴的だ。メカに詳しくない人でも扱いやすい、スマートトレーナーの入門機的一台である

TUO ◎トゥオ
DATA
価格/5万5400円(税抜)
寸法(脚を開いた状態)/長さ680mm×幅690mm×高さ410mm(収納時は各430×315×560mm)
重量/10.3kg
対応エンド/130-135mmクイックリリース、12×142mmスルーアクスル最大シミュレーション
勾配/10%
出力計測精度/誤差±3.0%

自動負荷機能搭載のタイヤドライブ式トレーナー

エリート

●前述のとおり負荷ユニットはタイヤドライブ式。パワーメーターリンク機能を搭載するが、パワーメーターがなくても自動負荷調整機能が作動する

見た目もスマートに収納

エリート

●アーム部と負荷ユニット部は、写真のようにコンパクトに畳むことができる。畳んでも見た目はおしゃれで、ちょっとしたインテリアのようだ

価格、取り扱いやすさ、トレーナーとしての性能を総合すると、一般の自転車乗りにはスイートが最もお薦めできる。豪脚でよりシリアスにトレーニングをしたい人ならディレートX、「とりあえず始めてみたい」という人ならトゥオを選べば間違いない。さすがエリート、である。

 

純正アプリ my E-Training(マイイートレーニング)が1年間無料!

エリート

これらの製品は、全て「ズイフト」をはじめ主要トレーニングアプリに対応。また高機能な純正アプリ「マイイートレーニング」があり、これらを買うと1年間無料で使用できる特典が付いてくる。

 

「ディレートX」「スイート」「トゥオ」を動画でも紹介!

問い合わせ先

ワシマサイクルサプライ
http://www.riogrande.co.jp/