マキシスのグラベルタイヤ「ランブラー」「リーヴァー」に、新たなコンパウンドを採用したモデルが登場した。「HYPR-X（ハイパーX）」は、ロード用の「HYPR」とMTB用の「MaxxSpeed（マックススピード）」の長所を融合したコンパウンドで、従来よりも転がり抵抗が25%低減、グリップ力が19%向上。さらに、ケーシングに使用するナイロン素材を一新し、耐パンク性も向上しているという。

ランブラー

通常のグラベルライド向けのランブラーは、ハードパックや舗装路での転がり効率を高めるために、中央の密集したノブに傾斜が付けられている。サイドノブは間隔が広めにとられた配置となっており、様々な路面状況で安定したコントロール性能を発揮する。

Ramblar
価格：8800円
タイヤシステム：チューブレスレディ
サイズ：700×45C
カラー：ブラック、タンウォール
重量：554g（ブラック）、540g（タンウォール）
ビード：ケブラー
TPI：120
コンパウンド：ハイパーX
プロテクションテクノロジー：EXO

リーヴァー

リーヴァーは高速性重視のグラベルレース向けタイヤ。ロープロファイルなトレッドデザインにはダイヤモンドローレット加工が施されており、転がり抵抗の低減と、土埃の多い路面や緩めの路面でのグリップ力を高めている。また、3つセットで配置されたパドルノブが、ハードブレーキング時にしっかりと路面に食い付く。サイドノブは狭い間隔で配置されており、安定したコーナーリングパフォーマンスを実現。各サイドノブのサイピング（溝）により、ノブが屈曲して地形に追従し、トラクションが向上する。

Reaver
価格：8800円
タイヤシステム：チューブレスレディ
サイズ：700×45C
カラー：ブラック、タンウォール（ブラックは2025年8月下旬入荷予定）
重量：509g（ブラック）、500g（タンウォール）
ビード：ケブラー
TPI：120
コンパウンド：ハイパーX
プロテクションテクノロジー：EXO