ツール・ド・フランス2025 パリへの道を切り開いた機材【トレック】
目次
真夏のフランスを一周し、7月27日にパリで閉幕を迎えたツール・ド・フランス。3週間にわたる戦いで使用され、選手たちを成功に導いたトレックのバイク、ヘルメット、シューズを振り返る。
山岳からスプリントまでこなすマルチプレイヤー〜Madone SLR 9 Gen8
Madone SLR 9 AXS Gen 8
価格/200万円〜250万円
Spec
フレーム/カーボン
フォーク/カーボン
サイズ/XS、S、M、ML、L、XL
第8ステージで実に6年ぶりとなるイタリア人ステージ優勝者となったリドル・トレックのジョナタン・ミラン。トラック競技出身で身長196cmという大柄なミランは、2023年から2年連続ジロ・デ・イタリアでポイント賞を獲得済み。パワフルなスプリントが持ち味のエーススプリンターは、初出場のツールで最終的にステージ2勝を飾るとともに15年ぶりのイタリア人マイヨヴェール(ポイント賞)獲得者となった。リドル・トレックはすべての選手が全ステージでMadone SLR 9 Gen8をセレクトし、終着地パリまでミランをサポートした。「マティスやポロックのような巨匠の即興性、鮮やかさ、きらめきに着想を得た」という奇抜なフレームカラーはプロトンの中で一際目を引くもの。この限定カラーのMadone SLR Gen8は、東京・豊島区の「トレックバイシクル東京池袋東口」で展示中だ。
Ballista MIPS アジアフィット ロードヘルメット
価格/3万4900円
Spec
サイズ/S/M、M/L
カラー/ブラック、バイパーレッド/ノーティカルネイビー、ホワイト
重量/285g(S/M)、300g(M/L)
バイクとライダー全体の空力性能を語る上で、大きく風を受けるヘルメットの重要性は極めて大きい。「トレック最速で最もエアロなヘルメット」としてデビューしたBallista MIPS。カバー範囲の大きなエアロヘルメットは真夏のツールで敬遠されることもあるが、優れたベンチレーションにより涼しさも兼ね備えているためリドル・トレックのマストアイテムに。Ballista MIPSを着用した「アメリカンヒーロー」クイン・シモンズが丘陵ステージでアタックを仕掛け、平坦ステージで集団を長時間牽引する姿は観る者の記憶に刻まれたはず。
RSLロードシューズ
RSLロードシューズ
価格/5万4900円
Spec
サイズ/36~45(41.5、42.5あり)
カラー/トレックブラック、ブラック/レッド、トレックホワイト、ホワイト/シルバー
重量/249g(サイズ42)
ライダーとバイクの接点の中で、パワー伝達という最も重要な役割を担うのがシューズ。リドル・トレックの選手たちの足元には、どこかクラシカルなデザインを漂わせる白いRSLロードシューズが光っていた。強靭なOCVフルカーボン製プレートなどの最先端テクノロジーが詰め込まれたシューズはまさにプロ仕様。とは言えただ剛性が高いだけでは3週間を走り抜くことはできない。しなやかさを与えるMETNET(メットネット)リリーフゾーンや2個のLi2 BOA(ボア)ダイアル、ソール内のベンチレーションなど、快適な履き心地をもたらす特徴も多く取り入れられている。
BRAND INFO〜トレックについて
1976年にアメリカのウィスコンシンで創業したバイクメーカー。ハンドメイドブランドに始まり、いち早くカーボン素材をフレームに採用するなど革新的な技術を取り入れて急伸し、グローバルブランドとして幅広いバイクを生み出している。





















