BMCの軽量オールラウンダー「チームマシンSLR01」が第5世代に
BMCのロードバイクで軽量オールラウンダーの「チームマシンSLR01」がモデルチェンジした。純粋なクライマーのために設計されたが、これまで以上に軽量、高速、そしてシャープだという。効率性と剛性はそのままに、エアロロード「チームマシンR01」から着想を得て空力性能の向上を実現。「重力を再定義」する。
第5世代のチームマシンSLR01は、第4世代と同様の剛性と加速性能はそのままに、フレームセットでは第4世代の16%に当たる222g軽量化(塗装済み、サイズ54)された。これは、先進的な素材、洗練されたチューブ形状、そして製造工程によるものだ。
空力性能においては、チームマシンR01をベースに、前面面積の縮小、チューブ形状の最適化、再設計されたフォーク、進化したシートポストを特徴としており、快適性を損なうことなく効率性を向上させている。また、32mm幅までのタイヤを装着できるクリアランスを備える。ICSコックピットシステムとケーブル完全内装も、外観と空力の両方に寄与する。
ジオメトリも、チームマシンR01をベースに、全サイズで、鋭いハンドリングと直感的な応答性を提供する。ライダーの体の一部であるかのような感覚を実現する設計で、あらゆる下り坂で自信を与え、あらゆるコーナリングで優れた性能を発揮する。同時に、BMCのチューンドコンプライアンスコンセプト(TCC)により、快適性も損なわれない。精密に設計されたカーボンレイアップと、特徴的なコンプライアンスエアロシェイプシートポストにより、路面からの振動を吸収しながらも、走行中の情報を鈍らせることなく、ライダーをより長くフレッシュな状態に保つ。
日本国内でのラインナップ
日本では、チームマシンSLR01フォーの完成車とフレームセット3色の計4モデルが2025年秋に入荷する。
※フレームセットではハンドルが別売となる。
Teammachine SLR 01 FOUR
価格:144万6500円
メインコンポ:シマノ・アルテグラDi2 R8150 12速
ホイール:CR40SLカーボン
タイヤ:ピレリ・PゼロレースTLR26mm
ハンドル:ICSカーボンエボ
サドル:フィジーク・アルゴヴェントR3
カラー:カーボンブラック
サイズ:47、51、54
重量:7.1kg(54サイズ)
Teammachine SLR 01 FRS V0 フレームセット
価格:87万7800円
カラー:ライトウェイトカーボンバリエーションゼロ
サイズ:47、51、54、56
重量:1455g(54サイズ)
Teammachine SLR 01 FRS V2 フレームセット
価格:87万7800円
カラー:カーボン×ネオンレッド
サイズ:47、51、54、56
重量:1500g(54サイズ)
Teammachine SLR 01 FRS V3 フレームセット
価格:87万7800円
カラー:メタリックブルーパープル
サイズ:47、51、54、56
重量:1500g(54サイズ)