ウィンスペースがセカンドライン「LEGiT（レジット）」を発表

2025.04.19
新製品

スポーツバイクブランド WINSPACE（ウィンスペース）からセカンドライン「LEGiT（レジット）」が登場。2025年4月18日より受注を開始した。

ウィンスペース　LEGiT

「価値あるバイクを、適正価格で。」 LEGiTが目指す新たな基準

近年、新興ブランドの台頭によりハイブランドの高級志向と低コスト志向の二極化が進んでいる。特に中国市場では、「軽さ」と「安さ」を重視するあまり、品質への配慮が不十分な製品が多く流通しているのが現状だ。完成車の価格にコンポーネントの本来の価値が反映されず、コスト削減を最優先にした廉価な製品が目立つ。また、一部ユーザーには費用対効果を過度に重視する傾向も見られるが、本来求められる走行性能、剛性、耐久性など、バイクの本質に改めて目を向ける必要がある。

こうした市場の矛盾に抗し、ウィンスペースは長年培ってきた技術力と最先端設備への投資に注力。高品質を維持しながら、手頃な価格で提供するセカンドライン「LEGiT」を立ち上げた。「LEGiT」は単なる軽量化や原価削減ではなく、ウィンスペースのDNAである走行性能を核に、耐久性・剛性・実用性のバランスを追求。コスト至上主義に依存した製品とは一線を画し、本物のバイクに求められる総合性能の両立を目指している。

さらにフェアプライシングという考え方のもと、ブランド、卸業者、自転車店、そしてユーザーまで、すべての関係者が納得できる「適正価格」での商品流通を大切にしている。価値あるものを、正しいかたちで届ける。それが「LEGiT」の姿勢となる。

ウィンスペース　LEGiT

「LEGiT」は、ウィンスペースが長年にわたり培ってきたカーボンマニファクチャリングの先駆技術、“卓越したカーボンレイアップ技術”と“最先端のクオリティコントロールシステム”を余すところなく活用。これは、ウィンスペースブランドの生産ラインをフルに活用するためであり、現在も多くのベンダーと連携しながら世界中に製品を供給する体制を維持する一方で、自社工場への投資を着実に進め、自社生産比率の向上を図っている。

さらに、「LEGiT」は昨年12月に完成した最新の成形工場において自社生産を開始。加えて、LEGiT専用に開発されたフロントフォークと一体型ハンドルは、全数X線検査を実施することで、最高水準の品質管理を実現している。

エアロロードモデル　LEGiT L2

風の抵抗を徹底的に削減するため、流線型フレームと精緻なエアロダイナミクスを追求したモデル。風洞実験で裏打ちされた設計により、スピード重視のシーンでも卓越したパフォーマンスを発揮。シンプルながら洗練された美しさと、空気抵抗の最小化により、タイムトライアルやレースでライダーの期待に応える一台。

ウィンスペース　LEGiT

LEGiT L2（レジット L2）

サイズ：S（470）／M（500）／L（530）

フレーム素材：Toray T700

フレーム重量：1099g　Mサイズ未塗装

ボトムブラケット：BB86

ブレーキ仕様：フラットマウントディスクブレーキ

スルーアクスル規格：
フロント：M15 × P1.5 × 1.9L
リヤ：M15 × P1.5 × 1.6L

最大タイヤサイズ：700×30c

ヘッドチューブ規格：1-1/2″ – 1-1/2″（FSA ACR system対応）

ケーブルルーティング：フル内装

カラー：
スモーキー・ホワイト / Smoky White
フォグホワイト・ネオン / Fog White Neon
オブシディアン・ネオン / Obsidian Neon

フレームセット価格：19万8000円

オールラウンド・レースバイク　LEGiT L3

トップクラスのレースパフォーマンスを実現するために、WINSPACEのトップモデルSLC3と肩を並べる性能を目指し開発された競技志向モデル。高い剛性と安定した走行性能に重点を置き、瞬時の加速、鋭いコーナリング、そして確実な直進性を実現。競技シーンでライダーの情熱と実力を最大限に引き出す、信頼の走行感覚を提供する。

ウィンスペース　LEGiT