キャニオンのグラベルロードバイク「グレイル AL」2020モデル発売。全国で試乗会を開催

2019.12.18
新製品

グラベル用新型コンポ・シマノ GRXを搭載、さらにフレームグラフィックを一新したキャニオンのグラベルロードバイク「グレイル AL」2020モデルが発売された。

軽くてタフなアルミフレーム・高い走行性能・快適性により、その使いみちはグラベルにとどまらず、通勤・ツーリング・シクロクロスまで自由自在。別売りの専用マッドガードやフレームバッグをセットして、自分らしい楽しみ方を追求できる一台。

キャニオン 2020モデルグレイル AL発売

グラベルロードバイク「グレイル」シリーズの特長

二階建てハンドル「グレイルコクピット」を装備する超軽量フルカーボンモデル「グレイル CF」と、弟分となるアルミフレームの「グレイル AL」からなるグレイルシリーズ。

「グレイル CF」は軽さ・スピード・快適性能を高次元でバランスさせた設計なのに対し、「グレイル AL」は潔く「グレイルコクピット」採用を見送り、汎用性、堅牢性・拡張性を重視。価格を抑えながら、「グレイル」ならではのハイレベルな走行性能を提供することにフォーカスしたモデルとなる。

「グレイル CF」と共通する特長は、舗装路での俊敏性、未舗装路では安定性の両方を発揮できるジオメトリー設計と、その要となるフルカーボンフォークを採用。タイヤクリアランスは最大42mm、チューブレスレディホイール・タイヤを備える（出荷時はチューブ入りのクリンチャー仕様。チューブレステープはセット済み。チューブレスでの使用は、別売のシーラントとチューブレスバルブが必要）。

また濡れた路面でも快適に走行できる、別売の専用マッドガード（泥除け）を取り付け可能。さらに女性向けのWMNモデルは、女性の体格に合わせたコクピットサイズとサドル、専用カラーを採用している。

「グレイル AL」だけの特長として、コクピットは汎用性に優れるハンドル・ステム別体型とし、グラベルロードバイク用アルミハンドルを開発。シートポストも振動吸収性に優れる新開発モデルを採用した。

堅牢なアルミフレームを採用し、ダウンチューブ下側には3つ目のボトルケージマウントを設けている。これらの特長により「グレイル CF」より価格を抑え、また長期のバイクパッキングから風雨に晒される通勤まで、より広汎なフィールドで安心して使い倒せるタフなモデルへと仕上げた。