VISION（ヴィジョン）は最新のステム一体型カーボンハンドルバー「METRON 5D EVO（メトロン 5D エボ）」を発表した。

ヴィジョンは世界最高のアスリートたちと協力し、ハンドルバーを握る彼らの感覚を集め、彼らのニーズに耳を傾けて究極のコックピットを作り上げた。パフォーマンス、人間工学、快適性の点で期待値を超える、現実的で具体的な製品。ヴィジョンのエンジニアが新しい5D エボの開発で目指したのは、それを実現する「魔法の処方箋」だった。

5D エボは2017年以来、ワールドツアーで最も勝利を収めているハンドルバーを大幅に進化させた。最も過酷な上りで呼吸を助けるために10°の角度をもたせたバートップから、2019年に導入されたACRインテグレーテッド・ケーブルルーティングまで、5Dファミリーのすべての要素を備えている。

重量はわずか320gに軽量化され、剛性と振動吸収性が向上し、サイクリストがアスファルトの隅々までバイクの最大限にコントロールできる効率性を持っている。エアロダイナミクスも強化され、スタックを1.5cm低くした。

しかし、レースに最適なハンドルバーを作っただけではない。チャンピオンのように走るという夢を叶えたい情熱的なサイクリストのために、純粋なパフォーマンスに過度に焦点を当てた製品にならないようにした。人間工学的な修正を加え、サイズを追加し、グリップの深さ（L-XL）を調整して、誰もがバイクで完璧な快適性を得られるよう再設計している。

VISION METRON 5D EVO（メトロン 5D エボ）製品概要

■価格
12万2870円

■仕様
・エアロダイナミック・インテグラルケーブルルーティング（ACR）

・オールカーボン構造

・ジャンクションボックスコンパートメントとワイアリングスペースでDi2に適合

・5mmオフセットドロップ

・コンパクトな125mmドロップ、80mmリーチ

・前方への角度10°

■サイズ

EVO-XL：
・-6º × L110 × W440mm (c-c)
・-6º × L120 × W420, 440mm (c-c)
・-6º × L130 × W420、440mm (c-c)
・-6º × L140 × W420mm (c-c)

EVO-L：
・-6º × L90 × W380、400mm (c-c)
・-6º × L100 × W380、400、420mm (c-c)
・-6º × L110 × W400、420mm (c-c)
・-6º × L120 × W400mm (c-c)

■特徴

・メトロン5D ACRエボ インテグレーテッドハンドルバーは、最も剛性が高く、最もエアロな一体型ハンドルバー&ステムシステム。バートップのウィング形状は、空力特性を向上させる。

・前方に10°の角度を持たせることで、手首の位置がより自然になり、肘の間隔が広くなり、呼吸が楽になる。

・5mm外にオフセットさせたドロップ部分は、広くて安定したプラットフォームを作ることでスプリントに貢献し、同時にブラケットからドロップへの素早い手の動きを可能にする。

・人間工学に基づいて快適性が向上し、厚さに2つのバージョンを設けることで、ユーザーの様々なニーズに応える。

・空力性能を向上させるために、スタックの高さを40mm下げた（以前のバージョンより15mm縮小）。

メトロン 5D エボ 製品ページ
https://www.podium.co.jp/lineup/10119