GT Bicyclesがターナー親子と提携!1979年型BMXクルーザー「GT REUNION 26 CRUISER」発売
「GT Bicycles」がゲイリー・ターナー、クレイグ・ターナー親子と提携し、1979年型BMXクルーザー「GT REUNION 26 CRUISER」の販売をオンラインショップで開始した。
GT Bicyclesの創始者の一人、ゲイリー・ターナー氏と、彼の息子であるクレイグ・ターナー氏との新しいパートナーシップを記念した1979年の象徴的な26インチBMXクルーザーのフレームセット「GT REUNION 26 CRUISER」。
2017年、二人はGTと再び接近し、プロジェクトが醸成されてきた。クレイグ・ターナーは「GTは、私が5歳のころから家族の一員でした。再び提携できることは、本当にエキサイティングです。」と語る。
「GT REUNION 26 CRUISER」は、フレーム・フォーク・シートポスト・ハンドルバーのセットとして100セットのみ生産される。
この新しいフレームセットは、カリフォルニア州オレンジの、GT創業の地からほど近いターナー氏の工房にて作られる。フレームセットは、オリジナルと同じ外径1 1/4インチのトップチューブとダウンチューブ、アメリカンBB、5/8” の太いチェーンステーで設計されている。ドロップアウトはオリジナルの1/8インチから3/16インチへ強化。ヘッドチューブは最新の規格に適応させるため、1 1/8インチにアップデートしている。
1970年代初頭、BMXの萌芽が起こり始めた。子供たちはモトクロスレースの合間に南カリフォルニアの大きなダートトラックで、自分たちの自転車を持ち寄ってレースをしていた。当時の大手企業が製造した自転車は、重く、遅く、そして壊れやすい物。ゲイリー・ターナーはそこに注目し、それを変えていこうと決意した。
プロのドラッグレーサーであったゲイリーは、ドラッグスターのクロモリシャーシの溶接と製造の経験があった。1972年、ゲイリー・ターナーはドラッグスターに利用したのと同じ、航空機用高級クロモリを私用し、息子のクレイグ・ターナーがモトクロストラックでレースをするための、最初の専用BMX自転車を設計。そこに、ショップオーナーであったリチャード・ロングが注目、二人はチームを組み、市場で最高のBMXとMTBを製造するべく、GT Bicyclesを創業した。当時は100台未満だった26” BMX クルーザーは、1980年に24”も加え、その後のトレンドを形作った。
ゲイリー・ターナー氏のコメント:
「BMXとGTは、45年前に息子をトラックへ連れて行った時からのパッションとなり、またそのパッションは今も続いています。息子のクレイグがフレームやフォークを以前の私のように開発・製作しているのを見るのはエキサイティングです。それをGTで行えることも楽しみにしています。BMXとGTは、45年以上前に息子をトラックに連れ始めた後、情熱になりました(そして情熱のままです)。息子のクレイグがフレームやフォークを開発して構築しているのを見るのはワクワクします。以前のように、GTでこれを行うことを楽しみにしています。」
クレイグ・ターナー氏のコメント:
「これは、父とリチャード・ロングの功績と、彼らがGT自転車に残した永続的な印象を祝う特別なパートナーシップです。BMXクルーザーは、ライダーの間で愛され、何を作り上げ、何を続けていくのかという問いには、BMXの友情の精神だと確信しています。在りし日に、レースをしていた人のための物でもあります。ギヤを上げ、レーストラックに向かう必要はありません。家を出てペダルを踏んでみましょう。今、誰もが出会い、楽しめます。この自転車はそれにはパーフェクトです。」
「GT REUNION 26 CRUISER」は、899アメリカドルで販売される。フレームセットを購入すると、専用のGT フレームパッドセット、GT Tシャツ、デカール、ハット、キーチェーンも提供する。カラーは、イエロー・ブラック・ブルーキャンディ・レッドキャンディーの4色。
「GT REUNION 26 CRUISER」の詳細
GT1972.com
Gary Turner × GT THE 2020 REUNION
購入は オンラインショップで、ワールドワイドシッピングに対応。
(※ライトウェイプロダクツジャパンでの取り扱いはありません)