イザドアライドを仙台サイクルフェスティバルで

目次

10月3日~4日、全国的にみても、久しぶりの試乗会イベントとなった仙台サイクルフェスタが、宮城県名取市の「かわまちてらす閖上」で開催された。そのイベント内イベントとして企画されたのが、サイクルジャージブランド「イザドア」主催のライドである。

仙台サイクルフェスタ会場のかわまちてらす閖上からライドはスタート

 

イザドアって?

イザドアは、スロバキア出身の元プロロード選手ヴェリトス兄弟が立ち上げたサイクルウェアブランドだ。兄のピーターは、BMCチーム所属時にジャパンカップに来日したこともある。そんな彼らがプロデュースするウエアだが、レースのためのウエアではない。現役時代とはちがう、サイクリングを楽しみたい、そのためのウエアなのだ。ライクラなどのレースウエア用最新素材ではなく、ウールなど天然素材を用いて作られたサイクルジャージなのだ。

 

水辺をめぐるサイクリングルートへ

貞山運河をゆく。東日本大震災の爪痕もまだ感じた

そのコンセプトを体現すべく、この日のライドもとても穏やかなもの。大きな坂もなくイージーなコース設定だ。ライドには15人が参加。かわまちてらす閖上を出発し、サイクリングロードを走って北上。貞山運河という太平洋から少し奥まった運河に沿って続くサイクリングロードを走っていく。しばらく走ってから左折し、津波で多くの人が避難した旧荒浜小学校前を通る。小学校としての役目は終えているが、震災遺構として建物が残されている。

後ろに見えるのが旧荒浜小学校。現在は震災遺構として建物が残されている

しっかり実った稲穂の色と、ジャージの色が溶け合う

一列棒状! ではなく、ゆったりとしたサイクリングだ

さらに内陸部へと走り、カフェ「イグーネ荒井」で休憩。オーストラリアスタイルのコーヒー「フラットホワイト」が楽しめるほか、食事やスイーツのメニューも充実している。食べ過ぎるとあっという間にライドで消費するカロリーをオーバーしそうだ。

ライドに参加したのは総勢19人

これはフラットホワイト。オーストラリアスタイルのカプチーノだ

イザドア輸入元、東京ライフのスタッフと、ライドのオーガナイザーハヤサカサイクルのスタッフさんもカフェでくつろぐ

休憩が終わってから、スタート地点であるかわまちてらす閖上への帰路につく。仙台東部道路沿いから広瀬川へ、さらには名取川沿いへと進んでいく。車の少ないルートなので、初心者でも走りやすいコースだ。

適度なサイクリングペースで、いい感じにゴール。爽快な秋のサイクリングとなった。

ライドのナビゲーションに、ワフー・エレメントロームが貸し出された

東北最大級のスポーツサイクル試乗商談会が仙台で開催

イザドア https://www.tokyolife.co.jp/index.html