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全国ロングライドイベント徹底ガイド36日本のハンドメイドサイクル 2/2

第23回オホーツクセンチュリーラン網走
DATA
JR釧網本線網走駅よりクルマで5分/女満別空港よりクルマで25分 フル160㎞コース/ハーフ92㎞コース スタート後8時間 中学生以上
INFO
問網走サイクリング協会(担当:近藤) TEL0152・44・1833/FAX0152・43・4533 参加費JCA会員&中高生3000円/一般4000円(傷害保険含む) 定員200人程度 エントリー期間5月下旬~開催2週間前
エントリー方法郵送
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり 
08参加人数102人/完走者100人/完走率98%
大会気温の目安18℃~20℃(晴れもしくは曇り。風10m前後~無風)
 網走市街をスタート&ゴールとし、一周するコースを設定。途中には網走湖や美幌峠、屈斜路湖、原生花園、オホーツク海といった、風光明びな網走国定公園を走る。フルコースは160kmあり、一方のハーフコースは、北海道の森の中をくぐりぬけてオホーツク海沿いを走る。人気のフルコースは2つの大きな峠越えがあり、北海道の自然の中を感じながら走るダイナミックなルートとなっている。
小山 薫さん(北海道)
サイクリング歴6年。美幌峠からの眺めが最高
 道外から参加の場合、女満別空港が最寄り空港。だが、減便&廃止などにより大都市圏からの直行便がなくなりつつあるので、旭川空港や新千歳空港からのレンタカー利用がいい。電車はJR石北本線の特急オホーツクが利用できるが、札幌~網走間は6時間かかるので注意。スタート&ゴールは網走市内(駅から約4km)。山や湖、海の景色がすばらしい。とくに美幌峠から見る屈斜路湖は最高です。コース途中はコンビニが少ない。3つの補給ポイントはしっかり補給しましょう。全般的にコースはわかりやすく、激坂も少ない。反時計回りで左折のみ。重要な箇所には係員が待機してます。
2009センチュリーラン十勝大会
DATA
JR根室本線帯広駅よりクルマで約20分 フル160㎞コース/ハーフ80㎞コース
スタート後8時間 小学4年生以上の健康な男女(小学生はハーフのみ可)
INFO
問十勝サイクリング協会(川瀬商会方) TEL&FAX0155・27・3846 HPwww.thanksweb.co.jp/tcn 参加費一般4500円(JCA会員4000円)/小学生3500円※傷害保険含む 定員150人 エントリー期間4月1日~8月23日 エントリー方法参加費送金&申し込み書郵送/FAX/WEBからも可
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり 
08参加者数115人/完走者113人/完走率98%
大会気温の目安20℃~30℃(走行エリアが広範囲で気温、天候の差が激しい)
 北海道中部に広がる十勝地方の大平原とも呼ばれるエリアを走るセンチュリーランイベント。コースは畑と牧草地帯の続く田園地帯の中で、交通量の少ない農道がメイン。信号も少なくとても走りやすい。また、適度に上りもあり、終わりの見えない直線道路など、北海道らしい伸びやかな風景の中でペダリングを満喫できる。ゴールしたら、名湯、十勝川温泉で汗を流せるのもこの大会のよさだ。
田中 強さん(北海道)
サイクリング歴25年。愛車はBSモールトン
 道外からの参加では帯広空港(または千歳空港)を利用するのがベスト。空港からは十勝バスで帯広市内へ。輪行袋のバス車内持ち込みも問題なし。千歳空港からだと現実的にはレンタカーが一番です。コースは、十勝の大平原をひた走るイメージです。本州の方なら牧歌的風景に魅了されるでしょう。第2CPを過ぎるとコンビニはないので注意。補給地点ではドラ焼きやソフトクリーム(08年)などがあり、とてもおいしいです。コースには激坂はなく、基本は平坦地。途中1カ所に上り坂車線区間がありますが、心配はないでしょう。遠来賞などもあり、とても楽しめると思います。
第28回宮城県センチュリーライド
DATA
JR東北線名取駅から7.5㎞/仙台東部道路名取ICから3㎞宮城コース:160㎞クラス/83㎞クラス/43㎞クラス/200㎞クラス 原町コース:160㎞クラス/78㎞クラス
8時間(160㎞クラス)性別を問わず、15歳以上で指定時間内で完走できる人(登録競技者も可)
INFO
問宮城県サイクリング協会 TEL022・229・1341事務長宅(森)/FAX022・225・2995 参加費一般4200円 JCA会員2600円※傷害保険含む エントリー期間4月中旬~大会2週間前 エントリー方法郵送
SERVICE
荷物預かり:あり300円/個(宮城コース) 回収車:なし
08参加人数270人/完走率95% 大会気温の目安15℃~16℃(晴天時は20℃近くに)。海風、陸風があるので往路、復路のいずれかが向かい風
 東北地方だけでなく、関東圏からも参加がしやすいよう、同じコースを使用しながらもスタート地点を名取市と原町と2つの設定しているユニークなイベント。センチュリーライドの名前から160kmのコース設定もあるが、物足りないという人のためにさらに長い200kmコースもある。過去5年間にフルコースを完走した経験がないと参加が認められない。制限時間はいずれも8時間に設定される。
鈴木秀樹さん(宮城県)
自転車歴はまだ10年。愛車はジオスのAIRONE
 道外からの参加では帯広空港(または千歳空港)を利用するのがベスト。空港からは十勝バスで帯広市内へ。輪行袋のバス車内持ち込みも問題なし。千歳空港からだと現実的にはレンタカーが一番です。コースは、十勝の大平原をひた走るイメージです。本州の方なら牧歌的風景に魅了されるでしょう。第2CPを過ぎるとコンビニはないので注意。補給地点ではドラ焼きやソフトクリーム(08年)などがあり、とてもおいしいです。コースには激坂はなく、基本は平坦地。途中1カ所に上り坂車線区間がありますが、心配はないでしょう。遠来賞などもあり、とても楽しめると思います。
2009スポニチ佐渡ロングライド210
DATA
新潟港、直江津港、寺泊港より佐渡汽船利用 210㎞クラス/130㎞クラス/100㎞クラス/40㎞クラス~18時(210㎞クラス) 小学生以上の健康な男女(小学生の参加は保護者同伴とする)
INFO
問2009スポニチ佐渡ロングライド事務局 TEL0259・57・2722/FAX0259・57・2755 HPwww.sado-longride.com 参加費1500円~8000円※傷害保険含む 定員3000人 エントリー期間~4月10日(09年は締め切り済)エントリー方法WEB(スポーツエントリー)/郵送
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり 参加ツアー:あり
08参加人数2650人/完走者2533人/完走率95.6%(一昨年度雨天時の210㎞クラス完走率は76.9%) 大会気温の目安11℃~18℃
 昨年は過去2年と違い晴天に恵まれた。40kmは地元観光が盛り込まれたのんびりコースだが、それ以上のコースは100km超の健脚向け。最長コースでは210kmを12時間で走破にチャレンジする。4つの上りを越え、エイドステーションではボランティアのおもてなしに感動、沿道から送られる地元の人の声援に後押しされ、そして迎えるゴールは達成感と感動に満ちあふれたものになる。
花岡 隆さん(静岡県)
スチールのオルモを駆るサイクリング歴5年
 距離210kmですが、ほかの大会と比べてとくに厳しい感じはありません。景色は最高。また参加したいけれど、地方在住だと遠いし割高なので……。前半のZ坂は激坂で、後半の坂もけっこうキツイから、対策として後ろ27T、前はコンパクトギヤを使用。コースマップは大変にわかりやすい。補給ポイントではそばとおにぎりが中心で、ドリンク類もたくさんで問題なし。荷物預かりサービスは完璧でしたが、自転車運送で問題がありました。私は昨年、2日前に行き、レンタカーで観光をしました。こうした時間に余裕のある参加者に割引サービスがあったらうれしいですね。
第15回霞ヶ浦一周サイクリング大会
 首都圏からもほど近い霞ヶ浦を一周するロングライドイベント。東京都内からの参加者も多く、比較的人気が高い。同じコースで時間制限を設けるクラスと、そうでないクラスとがあり、レベルや好みに応じたエントリーが可能。コースは霞ヶ浦周辺の一般道とサイクリングコースを半々で設定されており、高低差もほとんどない。そのため比較的走りやすいので初心者向きといえる。
DATA
常磐自動車道桜土浦ICから約7㎞、土浦北ICから約10㎞ 約90㎞(コース、フリーラン、ツーリング) スタート後8時間 高校生以上(パンク修理などトラブルに対応できること)
INFO
問霞ヶ浦サイクリング大会実行委員会 担当:長谷川 TEL090・4717・8623
HPwww7a.biglobe.ne.jp/~ica/index.html
参加費3000円~5000円※傷害保険含む 定員コース=300人/フリーラン=200人/ツーリング=30人 エントリー期間4月下旬~5月10日
エントリー方法申し込み書&郵便振替
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり(おもにコース案内看板などの回収が目的) 
08参加者数541人/完走者記録なし/完走率不明
大会気温の目安20℃前後(梅雨時なので雨は覚悟のこと)
佐藤全秋さん(静岡県)
サイクリング歴は4年。それまではとくに目立った運動歴ないというが、すでにロングライドへの参加は21回
 JR土浦駅から自転車で5分程度の公園が会場となり、輪行での参加も楽です。タイム管理のない「フリーラン」と時間計測のあるクラスがあり、選べます。コースは一般道と湖畔沿いの自転車道で構成。前半の一般道ではスタートしてしばらく隊列が長くなりやすく、注意が必要。湖畔沿いの道は気持ちがいいです。コースはわかりやすく、案内人や看板あり、心配なし。補給地点では水、スポーツドリンク、バナナが用意されます。検車があるため、ライト、ベル、リフレクターがないと参加できません。忘れないように。ゴール後に体育館のシャワーが使えるのはありがたいです。
2009 Mt.FUJIエコサイクリング
DATA
JR身延線富士宮駅から16㎞/東名高速道路富士ICから約30分 約117㎞/20㎞ 11時間 中学生以上の健康な男女(大会コースを規定時間内で完走できる人。18歳未満は保護者の承諾)
INFO
問日本サイクリング協会 TEL03・3583・5628/FAX03・3583・5987 HPhttp://mt.fuji-eco.tv/ 参加費2000円~6000円※傷害保険含む 定員1800人 エントリー期間4月20日~8月20日 エントリー方法WEB(大会HP)/郵送/電話
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり 参加ツアー:あり(予定)
08参加者数1002人/完走者979人/完走率97% 
大会気温の目安30℃前後(晴れ、多少の風)
 タレントの清水國明氏が理事長を務める河口湖自然楽校とJCAが主催する、日本のシンボルである富士山の清掃活動とサイクリングをあわせた環境をメインテーマとしたサイクルイベント。盲導犬への募金活動も行なわれる。初日は富士山のクリーンアップ活動と環境フォーラムが、2日目にはサイクリング大会が行なわれる。エイドステーションで行なわれる自然体験教室も魅力たっぷり
手代木秀一さん(埼玉県)
息子さんに誘われて始めたサイクリング歴は8年
 クルマで会場入りする方が多く、スタート1時間前の午前5時でもはるか離れた駐車場に誘導された。40人のグループに赤いビブを付けた3人のボランティアスタッフがつき、併走しつつ案内をしてくれるので安心。常に富士山を左に見る走行ルートで、大草原を突っ切り、緑まぶしい林間を走る。雄大な富士山だけに坂の長さも傾斜もたっぷり。上り基調になると実力差がはっきりと出て、行きたい参加者は前へドンドン行くが、遅い参加者はパラパラ上から落ちてくる。篭坂峠の上り坂は想定外にキツかった。すべての補給ポイントでバナナと清涼飲料水が用意してありました。
第5回渥美半島ぐる輪サイクリング
 サーファーの聖地でもある太平洋ロングビーチ、それとは正反対の顔をのぞかせる静かな三河湾と、雰囲気ががらりと変わる風景に海風を感じながらサイクリングロードを走っていくのはそう快感満点で景色も抜群だ。また、蔵王山登頂コースでは標高253mの高台から見下ろす360度のパノラマも魅力。雄大な自然の景色を眺めながら走るサイクリング大会だ。
DATA
豊橋鉄道渥美線三河田原駅より4㎞/東名高速道路豊川ICより35㎞
92㎞クラス/65㎞クラス/31㎞クラス ~16時(全クラス)
92㎞クラスは中学生以上(その他のクラスは、保護者同伴に限り小学生の参加可能)
INFO
問渥美半島ぐる輪サイクリング実行委員会(深谷産業内) TEL052・321・6571/FAX052・332・3166 HPwww.fukaya-sangyo.co.jp 参加費中高生・一般2500円 小学生1500円※傷害保険含む 定員1800人 エントリー期間9月1日~9月10日(定員になり次第締め切り) エントリー方法WEB(スポーツエントリー)/郵送/電話(平日のみ)
SERVICE
荷物預かり:なし 回収車:あり
08参加人数180人
大会気温の目安20℃前後
川岸秀志さん(愛知県)
サイクリング歴4年で、クロモリの手作りロードバイクを愛用。ギヤはフロント50×34T、リヤが12-25T
 毎年参加しているお気に入りの大会で、会場へのアクセスは少し不便ですが参加者は増加の一途。走りやすく、わかりやすいコースです。低いですが山あり、海岸あり、田園風景ありで変化を楽しめます。ただし、補給ポイントは少ないです。水、チョコレート、みかん、バナナなどが出ますがたぶん、量的に足りません。改善を望みます。少しの補給食、昼食は自分で用意する必要があります。でもゴール後は、豚汁とおにぎりがもらえます。激坂はありませんが、前半の蔵王山(250m)に10%ほどの坂があり、私の脚力では39×27T、または34×25Tが必要です。
2009 第11回サイクルマラソン鳥羽志摩線
DATA
近鉄志摩線鵜方駅よりバス/近鉄志摩線賢島駅より巡航船/伊勢自動車道伊勢西ICよりクルマで約40㎞ 120㎞クラス/95㎞クラス/70㎞クラス ~16時 体調その他において自己管理、自己責任がとれる人。記録に関係なく交通ルールを遵守できる人(中学生以下は保護者引率のこと)
INFO
問サイクルマラソン鳥羽志摩線実行委員会 TEL0599・43・8302/FAX0599・43・8303 参加費8000円 ※傷害保険含む エントリー期間~7月31日 定員400人 エントリー方法WEB(スポーツエントリー)
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり ※宿泊手配は事務局で受付
08参加人数402人/完走者393人/完走率98%
大会気温の目安22℃~31℃
 真珠の養殖で有名な英虞湾がスタート&ゴール。リアス式海岸の続く海辺と半島を織り交ぜながら走っていく。タイム計測がないので名前のとおり「飛ばしません」で楽しめる。地元名産の伊勢海老汁、かき氷は食べ放題、さらに焼きひおうぎ貝と地元の名産品をはじめとしたゴール後のお楽しみも充実。サイクリングのほかに抽選会や高齢者賞、遠来賞、ナイスコメント賞なども充実。
佐藤全秋さん(静岡県)
サイクリング歴4年。フェルト・F5Cで走る
 初参加は90km(当時)だったが、思ったよりアップダウンが多く、短いが10%前後の坂ありであなどれず、心肺トレーニングには最適(笑)。軽いギヤが必要。アクセスはクルマでも鉄道でもあまりよくありません。輪行は近鉄志摩線鵜方駅から約25km。当日入りは近郊者のみに限定されます。大会名のとおり、とばさず、自分のペースでリアス式海岸特有の景色など風光明びなコースを堪能することをオススメします。地元スタッフの温かいもてなしや特産品が当たる抽選会なども楽しみ。ゴール後は伊勢海老汁、焼き貝とかき氷のサービスあり。長く続いてほしい大会です。
第6回山岳グランフォンドin吉野
 紀伊山地の奈良県側奥深くの大峰山脈をコースのメインに据えた本格派グランフォンド。スーパーロングは8時間で180km(昨年度)を完走しなければならずかなりエキスパート向けだ。しかしながら苦しいだけではなく、世界遺産にも登録された紀伊山地、奥吉野の雄大かつ美しい自然を満喫しながら走るコース設定は走る者だれもを魅了する、リピーターの多い大会だ。
DATA
電近鉄吉野線吉野駅/スタート地点に駐車場あり(ただし、スペースに限り) 200㎞(予定)/180㎞/150㎞/80㎞
10時間(全カテゴリー) 15歳以上
INFO
問奈良県サイクリング協会 近藤方TEL0743・52・2203 メールichi0829@m4.kcn.ne.jp 参加費一般7500円 JCA会員6500円※傷害保険含む エントリー期間5月上旬~6月30日(予定) 定員500人 エントリー方法WEB(スポーツエントリー)/郵送
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり
08参加人数551人/完走者373人/完走率68%
大会気温の目安30℃以上(暑さ対策必須)
斉藤俊一さん(神奈川県)
少年時代のサイクリング趣味を再開して5年。フロントはトリプル派。KHSとフェルトのロードバイクを愛用
 大会へのアクセスは吉野駅からがやや遠い。自走すればいいが坂がきつい(笑)。コースには激坂あり。前半に数カ所の峠があって初心者には時間内完走は厳しい。クソ暑く、雨が降ったら路面も最悪。後半はそうでもないようです。というのは、足切りにあったので……。回収車は最後を走ります。コースマップに不便は感じませんでした。わかりにくいポイントには看板があります。でもミスコースしました。なぜか? エイドステーションでは水しか覚えていませんが、お菓子などもあったと思います。荷物はスタッフが預かってくれます。ボランティアの人員も十分でした。
第24回徳島吉野川センチュリーラン
 名前のとおり、徳島の中心を流れる大河、吉野川の左右の河川敷をメインコースとし、徳島から池田町方面まで遡上して戻ってくるコース設定で走りやすさもおススメポイント。参加者の要望により、スタート前にはコーヒーが、ゴール後にはカップラーメンがサービスされるなどユニークさも持つ。ローカル大会ながらエイドステーションも充実しているのも魅力だ。
DATA
JR徳島線鮎喰駅から約1㎞/徳島自動車道藍住ICから約6.5㎞
160㎞クラス/88.5㎞クラス 8時間以内(160㎞クラス)
性別を問わず、15歳以上で指定時間内に各コースを完走できる者
INFO
問徳島県サイクリング協会 TEL&FAX088・669・0585 HPwww3.tcn.ne.jp/~tca1985
参加費一般4200円 JCA会員3150円 エントリー期間~8月31日 定員400人 エントリー方法郵送
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり
08参加人数484人 大会気温の目安晴天時20℃前後(朝晩は冷え込む)。帰りのコースは向かい風になることが多い
平本雅典さん(神奈川県)
サイクリング歴30年。JCAサイクリングディレクター。アトリエ・ドゥ・キャファの特注ロードを愛用
 日本3大河川の1つ、吉野川沿いに阿波池田を往復。土手の上は周囲が見渡せて気持ちよい。途中、「うだつ」のある古い町並み脇町は通過せずに見学していこう。池田で折り返し、対岸に渡り淡々と戻る。なぜか毎回、往復とも向かい風に苦しめられる。なお、レースと勘違いして、集団で競り合う者やタイム自慢する者がいた。大会の趣旨に合わない人たちと走るのは楽しくなかったが、徳島らーめんや新鮮な魚介類も魅力的なのでまた出かけたくなる。往路と復路に各1カ所にある補給ポイントの内容は十分。コンビニもあるがその間隔は空いている。早めの補給を心がけよう。
ツール・ド・しものせき2009
DATA
JR山陽本線新下関駅より約2㎞/山陽自動車道下関ICより国道2号線~県道247号線から約1.7㎞ ロングライド130㎞/ミドルライド45㎞/自転車さんぽ15㎞ ロングライド=9時間/ミドルライド=8時間 中学生以上(ミドルライドは小学校高学年以上)。自転車にはベル、ライト、リフレクター必携
INFO
問ツール・ド・しものせき実行委員会 TEL083・231・1225/FAX083・231・4799 参加費1500円~4000円※傷害保険含む 定員1050人 エントリー期間未定 エントリー方法郵送/WEB(予定)
SERVICE
荷物預かり:なし 回収車:あり
08参加者数1003人/完走者919人/完走率99.4%
大会気温の目安平均18.8℃(晴れもしくは曇り)
 下関市内を大きく一周するコースを設定。青く、美しい海岸線や、緑豊かな山間部を巡る。エイドステーションでは、地元特産品によるフードやドリンクを提供。ゴール後には参加者同士やスタッフが交流をいっそう深められる「ふれあいパーティー」を開催。ふぐ鍋や豪華賞品が当たる抽選会もあり、下関の魅力を十分に堪能できる。また、最新&おもしろ自転車試乗会や点検&教室なども予定。
用正泰治さん(48歳)
サイクリング歴8年。各地のイベントに参加中
 スタート&ゴールの会場まではJR山陽新幹線新下関駅から自転車で30分の距離。JR下関駅からならクルマで15分程度です。ロングコースということもあり、コースマップは少し難解。交通量の多い幹線道路を避けた設定なので脇道での走行が多々あるのも気になります。各ポイントと交差点には必ず案内係が配置されているのでミスコースの心配は少ないでしょう。 エイドステーションは20kmおきにあります。沿道の個人の方が善意でミニエイドステーションの協力もありました。まんじゅうや羊かんなど、たくさんの飲み物や食べ物が用意されています。全体的には平地走行が多い印象です。
第17回(2010年)天草下島一周サイクルマラソン
DATA
バス・飛行機で天草市本渡までアクセスあり/ 熊本市中心部よりクルマで90㎞ 135㎞/105㎞/30㎞スタート後8時間 中学生以上。交通ルール・マナーを守り、完走見込みの方
INFO
問熊本県サイクリング協会 TEL080・5218・3350/FAX096・352・3878 HPwww11.plala.or.jp/kca 参加費5500円(JCA会員=5000円/KCA会員=4500円)※傷害保険含む 定員850人 エントリー期間2010年1月初旬~2月2日 エントリー方法申し込み書/郵送/郵便振替/郵便為替
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり
08参加者数www11.plala.or.jp/kca694人/完走者630人/完走率約90%
大会気温の目安www11.plala.or.jp/kca5℃~15℃(風は10m前後~無風。ときどき雪の日あり)
 島原湾の入り口、天草市本渡町のある下島を一周するロングライド。2010年も春先に開催予定だ。このイベントのよさはそのコース設定にある。風光明びな島の道を海岸線や内陸の道などバラエティに富んだ組み合わせで飽きずに走れる。途中のエイドや案内標識も充実。天草ならではの新鮮な魚介類も楽しめ、地元熊本をはじめ、広く関西圏からの参加者が多数いる。
用正泰治さん(48歳)
サイクリング歴8年。フロントアウターは41T
 135km/105kmと距離もほどよくあるロングライドです。気になるのはアクセスの不便さ。会場までJR九州新幹線三角駅より車で1時間30分、高速松橋ICよりクルマで2時間30分。天草空港からクルマで30分ですが、交通の便はよくないです。しかし、参加者のために安価で宿泊施設を用意してくれるのがうれしいです。朝早くからの朝食の準備も助かります。コースは危険な場所、交差点、観光名所、距離は明記されていてわかりやすいです。ほとんど島の外周幹線道路走行のために迷うようなポイントはありません。スタート直後にコブ程度の小さな峠を越える程度で走りやすい。
第2回奄美大島チャレンジサイクリング2009
 日本で行なわれるワンデーサイクリングイベントとしては最長距離を誇る。コースは奄美大島をぐるっと一周、大自然と海の景色を眺めながら走るそう快感は格別のものだ。自分の限界に挑戦をしたいライダーには、ぜひ240kmへのエントリーをおススメしたい。ゴール後の達成感はひとしおだ。せっかくの奄美大島、イベントだけではもったいない。観光などで南国気分を味わうのもイイ。
DATA
奄美空港から受付会場まで送迎バスあり 240㎞クラス/90kmクラス/50㎞クラス 13時間(240㎞クラス) 高校生以上
INFO
問奄美大島チャレンジサイクリング大会事務局(パワースポーツ内) TEL0466・47・6720
メールinfo@powersports.co.jp HPwww.powersports.co.jp 参加費1万円(240kmクラス) ※傷害保険含む 定員各クラス300人 エントリー期間昨年は5月~11月末日(予定) エントリー方法WEB/郵送
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり 参加ツアー:あり
08参加人数177人/完走者121人/完走率68%
大会気温の目安平均17℃(体感温度10℃)
田中 強さん(北海道)
サイクリング歴25年。愛用バイクはショップオリジナルカーボンで、フロントギヤはトリプル
 奄美一周240kmは、佐渡ロングライド210kmのように観光まったり気分ではダメ。ある程度ストイックな練習を積み重ねて参加したい。激坂は何度もあり最大斜度は17%とか。ゴール手前の峠頂上付近で脚にケイレンを起こしてちょっと歩いてしまった。軽いレシオを用意すべし。最初のエイドまでが長かった。ボトルの水がなくなり、ハンガーノックに陥る。反省。エイドメニューは南国情緒あふれるもので、ガツンとしたおにぎりなどはなかったが十分。完走パーティーで、落車して鎖骨骨折の女性にお会いしたが、「来年リベンジする」という勢い。自分もぜひ!
石垣島アースライド2009
DATA
石垣空港から舟蔵公園へタクシー15分または島内周回バス
130㎞クラス/100㎞クラス/80㎞クラス/60㎞クラス/40㎞クラス(予定) 9時間 中学生以上
INFO
問アースライド事務局(日刊スポーツ内) TEL03・3547・0900 HPhttp://earth-ride.jp/ 参加費調整中エントリー期間8月~11月(予定) エントリー方法earth-ride.jpから申し込み/WEB(スポーツエントリー)
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:あり 参加ツアー:あり JALツアーズ
08参加人数313人/完走者312人/完走率99%
大会気温の目安20.6℃~26.4℃
 コンセプトは「自転車に乗って地球を楽しもう」。悠久の時が流れる石垣島の雄大な自然が参加者を出迎えてくれる。国内で唯一信号なしで100kmを楽しめるコースでエイドステーションには八重山ソバ、サーターアンダギーなど地元の特産品でおもてなしがされる。コース途中には天然記念物のカンムリワシやセマルハコガメの生息地域も通るので、遭遇のチャンスに恵まれるかも?
平本雅典さん(神奈川県)
アトリエ・ドゥ・キャファの特注ロードに乗る
 石垣島へのアクセスは飛行機のみで、荷物積載量に制限がある。自転車は宅配便などで事前に送ろう。10~20kmごとに5カ所の補給ポイントがあり、バナナ、カステラ、サーターアンダギー、水などが豊富。市街中心部以外にはコンビニや食料品店は皆無。出発すればコース上にわずらわしい信号もなく快適だ。多少アップダウンはあるが、初中級者でもなんとかなる。ただ走るだけではもったいない。途中のエイドで止まり参加賞のビーチサンダルに履き替えてビーチに出てみる、海を望むカフェでお茶をするなど、制限時間は持ち時間と心得て、コースを目一杯楽しんじゃおう。
ホノルルセンチュリーライド2009
DATA
─ 20マイル(約32㎞)/50マイル(約80㎞)/75マイル(約120㎞)/100マイル(約160㎞)(予定)
~17時30分(予定)(コース途中での制限時間を設ける予定) 健康な男女
INFO
問ホノルルセンチュリーライド受付事務局 TEL70120・711・951平日10時~17時30分 HPwww.honolulucenturyride.jp(4月UP予定) 参加費大人:1万円・子供(14歳以下:5000円)(予定) エントリー期間~8月20日(予定) エントリー方法WEB(スポーツエントリー)
SERVICE
荷物預かり:なし 回収車:なし
08参加人数3120人(うち日本人:1510人)/完走者/完走率:不明
大会気温の目安20℃~30℃
 海外ロングライドイベントの金字塔。カピオラニ公園がスタート&ゴール。風光明びな海岸線と亜熱帯ならではのジャングル地帯を走り、元に戻ってくる変化のあるコース設定ながら、距離を走るのに自信のないライダーであっても気がつけば160kmを完走してしまうという不思議な雰囲気を持つところも人気の秘密だ。日本人の参加者、とくにリピーターが多い大会として有名。
花積三千人さん(千葉県)
テスタッチのスチールバイクでロングライド快走
 このイベント、とにかく楽しい! 参加者も多く、運営はしっかりしています。スタートしてからある程度バラけるまでは接触などに注意が必要。10マイル(約16㎞)地点を過ぎるとちょっとした丘。アメリカでは自転車も立派な車両、歩道を走ったりすると捕まります。余分な荷物はホテルに置いて身軽に走りましょう。行きは前後に参加者がいて迷うことはないが、帰りが単独走になることもあるのでコースマップを忘れずに。各マイルの折り返しポイントがエイドステーションになっている。ゴールしたら早めに完走証をもらおう。
レイクタウポ・サイクルチャレンジ
DATA

ソロ160㎞/タンデム160㎞/リレー/エンデューロ320・640㎞ とくになし
とくになし(ただし、18歳未満は保護者の承諾が必要)
INFO
問リアルニュージーランド メールinfo@realnewzealand.net HPwww.realnewzealand.net
参加費要問い合わせ エントリー期間要問い合わせ エントリー方法
SERVICE
荷物預かり:あり 回収車:なし 参加ツアー:あり
08参加人数1万人以上
大会気温の目安15℃~20℃(晴天時はかなり気温が上がる場合もあり。朝晩は冷え込む)
 近年注目を集める海外サイクルイベント。なんと世界中から1万人を超える参加者が集う巨大サイクリング大会だ。ロケーションはタウポ湖畔の変化に富んだ160kmがメインとなるが、最長で640kmある耐久ランもある。決してラクじゃないコース設定だが、世界遺産のトンガリロ国立公園やヒツジの放牧風景が周囲に広がる南半球ならではの雄大なもの。07年よりゴールデンバイクの称号も得る。
岡森賢治さん(埼玉県)
熟年になっての経験は2年。愛車はコナ・ZING
 スタートで走り始めるまでに1時間。さすが世界から参加者が1万人以上集まるUCI公認大会です。快適な気候ですが朝晩の気温差は大きい。激坂はありませんがダラダラ坂がけっこうあります。100km過ぎあたりからクルマが横を追い越していく数が増えます。道路の舗装状態はよくない。140km手前に最後の坂があり、それを越えるとほぼ平坦が続きゴール。案内看板や残り㎞表示が充実。左折ポイントには案内係が必ずいました。補給ポイントには水だけです。ゴール後、大抽選会が18時から始まります。10ドル(約500円)でマッサージも受けられます。
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