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クリテリウム・デュ・ドーフィネ2018第1ステージ、新城幸也は73位でゴール

レース
クリテリウム・デュ・ドーフィネ 第1ステージ。スタート前は雨がぱらついていたが、スタートするころには日がさし、気温も上がった。

この日のコースは、スタートして9kmでいきなりカテゴリー2級を超え、計7つのカテゴリー山岳ポイントが設定された、179kmというハードなコース。途中、厚い雲に覆われ、雨が降ったり、晴れたりと目まぐるしく変わる天候のなか、獲得標高差は2800m。落車も相次ぎ、集団はナーバスな状態でのゴールスプリントとなった。

チームバーレーン・メリダの最高位はヴィンチェンツォ・ニバリの39位。復帰戦となった新城幸也はトップから1分19秒遅れの73位で無事にゴールしている。

 
エースのニバリと談笑しながら、集団をコントロールする新城    Photo:Miwa IIJIMA
エースのニバリと談笑しながら、集団をコントロールする新城 Photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント
「今日は平坦ステージのはずだったのだが、ドーフィネの平坦ステージは平坦なんてなかった。(苦笑) 無事に走り終えたことにホッとしている。日に日に調子が上がっていける気がしている。トマ(※)と話したのだが、明日のステージは残り30kmで逃げに1分以上のアドバンテージが有れば、逃げ切れる可能性があると言う。ということはコーナーが連続のアップダウンなコースレイアウト。自分に逃げの指示は出るかな?(笑) そしたらチャンスですね!」

【text&photo:Miwa IIJIMA】

クリテリウム・デュ・ドーフィネはJ SPORTS4で生中継!

 
新城が7年間チームメイトとして支えてきたトマ・ヴォクレールと。 photo:Miwa IIJIMA
新城が7年間チームメイトとして支えてきたトマ・ヴォクレールと。 photo:Miwa IIJIMA
トマ・ヴォクレール:ツール・ド・フランスでは何度もマイヨジョーヌに袖を通してきた、フランス自転車界のヒーロー。昨年のツール・ド・フランスで引退を発表後は、テレビのレース中継のコメンテーターや今大会の名誉アンバサダーとして、レースに欠かせない存在だ。