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エンヴィがDH全日本チャンピオン・井本はじめとサポート契約締結

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アメア スポーツ ジャパンが取り扱うブランド「ENVE(エンヴィ)」では、2017年全日本マウンテンバイク選手権大会ダウンヒルで優勝を飾った現役チャンピオン井本はじめ選手にNEW Mシリーズ「M930 27.5」「M730 27.5」「M730 29」のリムをサポートすると発表した。

2016年にアメア スポーツ ジャパンがエンヴィの取り扱いを開始してから、今回が初めてのサポートとなる。


 


「MADE IN USA」の誇りを胸に熟練の職人が作り上げるエンヴィのホイールは、アメリカ・ユタ州 オグデンにあるエンヴィ本社工場で生み出されている。

ただ単にアメリカ製ということではなく、生産と開発とが非常に近しい関係の中で生み出されるエンヴィのホイールは、100%ユニディレクショナルカーボンを用い、繊維を切らずにスポークホール/バルブホールを形づくる特許技術「モールド成形」によって高い剛性や強度を確保しながらも、軽量かつ乗り心地の良いホイールの生産を実現している。 

ホイール製造過程において使用されるブラダーさえ、ホイールの回転に不均衡な重さを与えるといった理由から取り外すというように、見えない部分にまでこだわり抜く高い完成度が、多くの超一流アスリートから支持を集める理由。今回、全日本チャンピオン井本はじめ選手に、2017年に発表された「NEW Mシリーズ」をサポートすることで、さらなる活躍が期待される。


井本はじめ(25歳)
競技種目:マウンテンバイク ダウンヒル
チーム名:SRAM/Santacruz
出身地:兵庫県芦屋市
MTB レース歴:9年

11歳の時、地元兵庫県芦屋市で初めてのMTBを購入し自宅近くのダートジャンプフィールドに通い始める。ライディングの楽しさの虜となり、学校の放課後には毎日ダートジャンプに通う生活を送る。

16歳の夏、東京への引越しを機に富士見パノラマに通い始め、ダウンヒルレースに参戦。翌年には、国内トップカテゴリーのエリートクラスに昇格、2010年には初優勝、同年にジュニアチャンピオンも獲得。

豊富な海外遠征経験に加え、2016年の冬にはオース トラリアに移り住み単身トレーニングを積む。オーストラリア生活を終えてからは、中国、ヨーロッパ遠征を行い、 2017年の全日本マウンテンバイク選手権大会において優勝を飾る。


ENVE(エンヴィ) NEW M シリーズとは
2017年に発表された新しい「M シリーズ」は「ダイナミック・インパクト・デザイン」と呼ばれる、従来のフックレスカーボンリムのデザインによって生じる問題を解決するために誕生した新しいデザインによって開発された。

従来のフックレスリムは頑強で硬く、チューブレスの信頼性や軽量という長所はあったものの、強度を保ち、タフなライドに備えるためにより多くの資材を必要とするだけでなく、乗り心地が粗く、リム打ちパンクしやすいという欠点があった。ひとたびタイヤがパンクしてしまうと、トレイルからの衝撃エネルギーを吸収するものが何もない。リム打ちパンクがカーボンリム破損につながることがよくあった。

エンヴィの「ダイナミック・インパクト・デザイン」では2種類の特許取得リムプロテクションテクノロジーを搭載し、リム打ちパンクのリスクを大幅に軽減したほか、リムの構造を変えることで従来のMシリーズに比べて軽量化しながらも強度を増し、ライダーがパンクやリムの破損を恐れることなく、タフな状況においても自分が望む攻めの走りを実現することができるようになっている。

問・アメア スポーツ ジャパン