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ツアー・オブ・クロアチア2018 クイーンステージの第5ステージは新城のチームメイトのボアレがステージ優勝!

レース
第5ステージは標高1000m付近の山を上り、下ってまた同じ山を下った方から上ってくるというカテゴリー1級を2回、2級、3級を1回づつ、獲得標高3000mを超えるクイーンステージだった。

チームは、マヌエーレ・ボアロ(イタリア)が逃げ切りでこのステージを制し、今大会3勝目。新城はトップから9分遅れの43位でゴール。そして、チームメイトのリーダージャージも守り切った。


 
​新城同様、献身的にアシストとして仕事をしてきたボアロが3年ぶり、プロ2勝目を挙げた photo:Miwa IIJIMA
​新城同様、献身的にアシストとして仕事をしてきたボアロが3年ぶり、プロ2勝目を挙げた photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント

「またまたまた勝った!(笑)。 今度は逃げ切りで。これまでアシストとして働いてきた彼(ボアロ)が久しぶりに勝てて、嬉しかった。

15人の逃げにチームメイトが入り、メイン集団をコントロール。65km地点の1級山岳でコロンビアチームがペースアップし残り80kmもあるのに、集団はバラバラに。

自分は第4集団ぐらいで頂上を超えて15人ぐらいで前の集団を追いかけると、前の集団は頂上を超えてからペースダウンしていたようで、自分たちの集団がメイン集団に合流。後は最後の上り15kmの麓までメイン集団で引く必要もなかったので、可能な限りメイン集団で上りきろうとトライしてみたが、残り10km程で脱落てしまった。

残り3kmぐらいでNIPPOのチームカーから『逃げていたチームメイトのボアロが勝った』と情報もらった。それまで無線があまり騒がしくなかったので知らなかった。今回も、これまでもアシストとして走ってきた彼が久しぶりに勝って嬉しかった。

ここまで、チームは5ステージ中3勝! さて、明日は僕の番かな!?(笑)。まずは総合リーダーを守ることが優先。最後の周回が危ないらしいので、気を付けてしっかり守ってきたいと思います。」

と、レースを振り返った。


【text&photo:Miwa IIJIMA】

ツアー・オブ・クロアチア大会ページ

 
​集団を引く新城 photo:Miwa IIJIMA​
​集団を引く新城 photo:Miwa IIJIMA​