ニュース

新城幸也がイツーリア・バスクカントリー完走!バーレーン・メリダはヨン・イサギレが総合3位

レース
新城幸也(バーレーン・メリダ)は2018年4月2日〜7日、スペイン・バスク地方で開催されたUCIワールドツアー「Itzulia Basque Country (イツーリア・バスクカントリー)」に出場。これまで開催地の地名の「Pays Basque(パイス・バスコ/バスク一周)」というレース名で開催されてきたが、今年からレース名が変更となった。

最終日となる第6ステージは距離は122.2kmと短いものの、カテゴリー山岳が8つ連なり、獲得標高差は約3500m。それに加えて朝から冷たい雨が降り続く悪天候で、序盤から落車が相次ぎ、リタイアする選手が続出。フィニッシュとなる最後の1級山岳は、勾配20%を超える激坂が最後まで選手を苦しめた。

チームバーレーン・メリダはエースのヨン・イサギレが山岳での力を見せ、最終的に総合3位をキープすることができた。新城幸也は最終ステージを93位でゴールし、総合95位でレースを終えた。

 
第5ステージでベストチーム賞の表彰を受けるチームバーレーン・メリダ photo:Miwa IIJIMA
第5ステージでベストチーム賞の表彰を受けるチームバーレーン・メリダ photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント
「最終日は悪天候ということもあって、集団内はより一層ピリピリしていて、落車もあったので、とにかく、ヨン(イサギレ)を安全に勝負所まで温存し守るのが自分の仕事でした。上りに入ると、後はヨンが頑張ってくれて、総合の表彰台に上がってくれたので良かった。自分は、本格的な山岳コースに対応できるコンティションではなかったが、毎日苦しみながら、レースの中でコンディションを上げていった。しかし、最終日のコースのきつさと冷たい雨で、かなり体が冷えて消耗しているので、4日後に迫っている次のレースに向けてしっかり回復して、体調を整えなければ!」

新城は、11日にベルギーで開催される『La Flèche Brabanconne (1.HC)フレッシュ・ブラバッソンヌ』に出場する。
大会公式ページ

【text&photo:Miwa IIJIMA】

 
1日中雨のステージとなった最終日。どの選手も体力の消耗は激しい。photo:Miwa IIJIMA
1日中雨のステージとなった最終日。どの選手も体力の消耗は激しい。photo:Miwa IIJIMA