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若者応援プロジェクト「四国一周サイクリングChallenge!」大学生14人が四国一周1000kmを11日間で完走

イベント
2018年3月11日(日)~21日(水・祝)の11日間、全国から選ばれた大学生14人(6チーム)が、四国約1000kmをサイクリングする『四国一周サイクリングChallenge!』に挑戦した。

このプロジェクトでは、四国一周サイクリングの認知を更に高め、多くの人達に四国一周サイクリングに挑戦してもらうため、全国から募集した若者がプランニング&実走した。またサイクリングの途中、コース及び周辺の食・景観などオススメ情報を、サイクリスト視点の写真でSNSに投稿して発信することで、同世代に四国の魅力を伝えた。

 
香川会場でのゴール。クロワジエールの3人が笑顔で到着
香川会場でのゴール。クロワジエールの3人が笑顔で到着
雨の切れ間に、咲き始めの桜並木のそばを走る
雨の切れ間に、咲き始めの桜並木のそばを走る
途中、自転車を降りて四国の風景を楽しむ
途中、自転車を降りて四国の風景を楽しむ


本番前の昨年12月には今治市で合同トレーニングを行い、サイクリングアイランド四国プロジェクトパートナーであるプロサイクリストの門田基志(かどた もとし)さんからサイクリングの基礎知識などレクチャーを受け、自主トレーニングを積んだあと3月の本番に臨んだ。

3月11日(日)に四国4県5地点からスタートし、3月21日(水・祝)、11日間のサイクリングを終えた14人の大学生がゴール。愛媛県庁でのゴールセレモニーでは、上甲俊史(じょうこう としふみ)愛媛県副知事より完走証、門田さんより完走記念メダルを贈呈し、学生に向かって労いの言葉をかけた。

 
愛媛県庁でのゴールセレモニー。写真左よりMeCanの2人、門田さん、上甲副知事、限界女子大生の2人
愛媛県庁でのゴールセレモニー。写真左よりMeCanの2人、門田さん、上甲副知事、限界女子大生の2人


完走した学生たちも充実した表情で四国一周サイクリングを振り返り、「本番前は不安だったが、景色がきれいで食べ物も美味しいし、1日1日が印象に残った」「四国一周には県境はない。人の温かさを感じる11日間だった」など四国の魅力を実感。「チームで行動するのでお互いに気遣いできるようになった」「他チームとも交流があって仲間意識が生まれた」と今回のプロジェクトならではの発見もあった。

また、「雨もあったので気温差が大変だった」とサイクリング中の体調管理や「二人三脚で走ることでお互いの意見をどうやってまとめるか」とチームを組んで行動することの難しさも気づかされることもあったと、セレモニーが終わった後も話が尽きないままプロジェクトは無事に幕を閉じた。

若者応援プロジェクト Facebook
 

若者応援プロジェクトのツアームービー

CHALLENGE 1000kmプロジェクト!同時進行中

現在、愛媛県では『CHALLENGE 1000kmプロジェクト』として、自転車で四国一周にチャレンジする人を随時募集している。

エントリー料金として8000円(税込)が必要で、チャレンジキットとして、四国一周チャレンジオリジナルの「サイクルジャージ」とオリジナルスタンプラリーシート「公式チャレンジパス」を進呈する。

エントリー後3年以内に四国一周を達成すると、愛媛県自転車新文化推進協会から「完走証」と「バックル式完走メダル」をプレゼント(無料)。現在、エントリー数は500件を超えている。(2018年3月25日時点、537件)

■四国一周サイクリング公式ホームページ
CHALLENGE 1000kmプロジェクト公式ホームページ

 
高知会場でのゴール。雨の中、チームKMTが無事到着
高知会場でのゴール。雨の中、チームKMTが無事到着