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ツール・ド・台湾 第3ステージで新城幸也2位!総合2位でアジアンリーダージャージ獲得

レース
ツール・ド・台湾 第3ステージ、日本代表チームの新城幸也は区間2位でゴールし、総合順位ではトップと2秒差の2位に浮上した。

第4ステージはアジアンリーダージャージを着用する。

 
2位の悔しさで叫びながらのゴールとなった新城幸也 photo:Miwa IIJIMA
2位の悔しさで叫びながらのゴールとなった新城幸也 photo:Miwa IIJIMA


新城幸也のコメント
「今日のステージは中盤にある1級山岳がカギとなった。序盤のアタック合戦は日本チームのチームメイトに反応してもらって、自分と雨澤は温存。少人数の逃げが決まり、上りまではゆっくりとしてペースだったので、このままゆっくり上るかと思ったが、2チームが登り口から一気にペースアップし集団も絞られた。

日本チームは雨澤と自分の2人だけになり、雨澤は上りでアタックにしっかりと着いていったりと、自分よりも調子は良さそうに動いてくれた。そして、テクニカルな下りで雨澤とリーダーを含む先頭集団が先行し、この動きで集団もさらに絞られた。リーダーグループはと雨澤と自分を含む集団で30人ほどになったところからアタックの応酬となりきつくなった。

残り30kmくらいだっただろうか、雨澤が他チームのアタックに多めに反応してくれたおかげで12人の先頭集団に滑り込むことができた。その中に総合上位は自分を含む3人。ステージ優勝すれば、ボーナスタイムで同時に総合リーダーになれるとわかっていたので、もちろんステージを狙って走った。

昨日の失敗もあったので今日こそは勝ちたかったが、ステージ2位とまたしても優勝を逃し、悔しさを貯めるステージとなってしまった。総合1位と2秒差の2位に付けて、残り2ステージ。どこかで逆転を!まずは明日。

それから、佐野さんが体調不良でリタイヤしてしまった。日本チームとしては戦力ダウンしてしまうが、佐野さんの分も頑張ります。」

【text&photo:Miwa IIJIMA】

 
総合2位でアジアンリーダージャージに袖を通した新城幸也 photo:Miwa IIJIMA
総合2位でアジアンリーダージャージに袖を通した新城幸也 photo:Miwa IIJIMA


2018ツール・ド・台湾
2018年3月11日(日)~15日(木)

日本代表選手団
佐野淳哉(静岡・マトリックスパワータグ)
新城幸也(JPCA・BAHRAIN MERIDA)
鈴木 龍(栃木・宇都宮ブリッツェン)
雨澤毅明(栃木・宇都宮ブリッツェン)
小野寺玲(栃木・宇都宮ブリッツェン)
岡本 隼(和歌山・愛三工業レーシングチーム)

監督:浅田顕(JCFロード強化スタッフ)
メカニック:吉田正樹(JCFロード強化支援スタッフ)
マッサー :井上良輝(JCFロード強化支援スタッフ)