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ツール・ド・台湾 第2ステージ 新城幸也は7位でゴールし、総合6位

レース
ツール・ド・台湾 第2ステージは台湾国際空港のある桃園市をスタート。前半〜中盤は一部、高速道路を使用する平坦路。ラスト約30kmからカテゴリー2級の山岳を2つ超え、最後は1級山岳の頂上ゴールとなる119.95kmの山岳ステージ。

山岳に入り、残り20kmを切ったところで、なんとメイン集団の先導がコースを大きく間違えるというアクシデントがあり、レースは一時停止。コースに戻ったところで、逃げていた選手もメイン集団も足止めされ、タイム差を調整して、再スタートとなるトラブルがあった。

日本代表チームの新城幸也はステージ7位、総合はトップとのタイム差10秒の6位に付けている。


 
集団から追走に入る新城幸也 photo:Sonoko TANAKA
集団から追走に入る新城幸也 photo:Sonoko TANAKA


新城幸也のコメント
「昨日に続いてのステージ優勝は叶わなかった。50km近くアタック合戦の末に鈴木が入った逃げが決まった。そのことで、チームとしては逃げ切っても良い展開となり、集団を引くというよりは、次は追撃に乗って、前(先頭集団)の人数は増やすことに動きを変えていった。70kmぐらいで10人以上の追走に僕が乗ることができて、日本チームとして、とても良い展開になった。

2つ目の山岳賞ポイントで逃げていた先頭集団が2つに割れ、10人ぐらいに絞られたところで急にレースがストップ!?結局、先頭集団から遅れていた選手も合流しての再スタート。残り20km切ってからのニュートラル措置は、結果的に先頭集団から遅れていた選手が上位に入ってしまい、ステージ争いに大きく影響してしまった。

気持ちをしっかりと切り替えて、自分のステージ優勝を目指したが、最終コーナーで進入角度を見誤ってしまい、フルブレーキ。自分のミスでステージ優勝を逃してしまった。このミスはどこかで返上しなければならない。あと3ステージ。最後まで諦めずに頑張ります」

【text:Miwa IIJIMA photo:Sonoko TANAKA、Miwa IIJIMA】

 
自分のミスで優勝を逃し、ステージ7位でのゴールに頭を抱え、唇をかみしめる新城幸也 photo:Miwa IIJIMA
自分のミスで優勝を逃し、ステージ7位でのゴールに頭を抱え、唇をかみしめる新城幸也 photo:Miwa IIJIMA


2018ツール・ド・台湾
2018年3月11日(日)~15日(木)

日本代表選手団
佐野淳哉(静岡・マトリックスパワータグ)
新城幸也(JPCA・BAHRAIN MERIDA)
鈴木 龍(栃木・宇都宮ブリッツェン)
雨澤毅明(栃木・宇都宮ブリッツェン)
小野寺玲(栃木・宇都宮ブリッツェン)
岡本 隼(和歌山・愛三工業レーシングチーム)

監督:浅田顕(JCFロード強化スタッフ)
メカニック:吉田正樹(JCFロード強化支援スタッフ)
マッサー :井上良輝(JCFロード強化支援スタッフ)