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パリ～ニース第６ステージはフランスのモラールが区間優勝／プールスが落車リタイア
レース
2018.03.10
フランスで開催中の第76回パリ～ニース（ＵＣＩワールドツアー）は、３月９日にシステロンからバンスまでの198kmで、終盤にカテゴリー１の峠越えがあった第６ステージを競い、地元フランスのリュディ・モラール（グルパマ・ＦＤＪ）が、残り1km手前からのロングスパートを決めて区間優勝した。
総合リーダーのマイヨ・ジョーヌを着たスペインのルイスレオン・サンチェス（アスタナプロチーム）は、終盤の下りでパンクに見舞われたが、チームメートの自転車を借りて集団に復帰することが出来た。彼は2秒遅れの精鋭グループでゴールし、総合首位の座を守った。
第６ステージはゴールまで残り6.6kmの下りで、総合２位に付けていたオランダのウォウト・プールス（チームスカイ）が転倒する事故が発生。彼はそのままレースをリタイアした。
パリ～ニースは南仏に到着。週末は土曜日にニースをスタートしてカテゴリー１のバルドブロール・ラ・コルミアンヌにゴールする山岳ステージが行われ、日曜日の最終日は、ニースがスタートとゴールの山岳ステージが行われる。南仏がゴールのパリ～ニースは、“太陽へと向かうレース”という愛称を持つが、残念ながら週末のニースは雨の予報だ。
■ＵＣＩワールドツアーで初優勝したモラールのコメント
「グルパマ・ＦＤＪに２つ目の勝利をもたらすことが出来たのは素晴らしい。僕はアンティーブに住んでいて、このコースは手に取るようにわかっていた。このパリ〜ニースのコースが発表されて以来、こんなに自分の能力に向いているゴールがうれしかった。今日はいい一日で、ここで区間優勝できたのは素晴らしいよ」
■残り２日の山岳ステージを残し、総合首位の座を守ったサンチェスのコメント
「チームメートたちには、もう一度感謝しなければならない。難しかった。高速の下りだったが、僕はリラックスすることを心がけた。自分がしなければならないことはわかっていた。落車したプールスは残念だ。彼はとても良く走れていた。
少しだけリードしているとは言え、全てのライバルたちは打ち負かすのが難しい。例えばチャベスは素晴らしいチームを持っていて、とてもモチベーションが高い。でも、僕も素晴らしいチームを持っているし、フルサングのような素晴らしいチームメートもいる。僕たちは戦い続けるよ」
■第６ステージ結果［３月９日／システロン～バンス／198km］
1. RUDY MOLARD (GROUPAMA - FDJ / FRA) 04H 40' 05''
2. TIM WELLENS (LOTTO SOUDAL / BEL) +02''
3. JULIAN ALAPHILIPPE (QUICK - STEP FLOORS /FRA) +02''
4. LUIS LEÓN SANCHEZ (ASTANA PRO TEAM / ESP) +02''
5. SAM OOMEN (TEAM SUNWEB / NED) +02''
6. DYLAN TEUNS (BMC RACING TEAM / BEL) +02''
7. PATRICK KONRAD (BORA - HANSGROHE / AUT) +02''
8. ESTEBAN CHAVES (MITCHELTON - SCOTT / COL) +02''
9. GORKA IZAGIRRE (BAHRAIN - MERIDA / ESP) +02''
10. SERGIO LUIS HENAO (TEAM SKY / COL) +02''
■第６ステージまでの総合成績
1. LUIS LEÓN SANCHEZ (ASTANA PRO TEAM / ESP) 22H 25' 33''
2. JULIAN ALAPHILIPPE (QUICK - STEP FLOORS / FRA) +22’’
3. MARC SOLER (MOVISTAR TEAM / ESP) +26’’
4. GORKA IZAGIRRE (BAHRAIN - MERIDA / ESP) +34’’
5. TIM WELLENS (LOTTO SOUDAL / BEL) +35’’
6. JON IZAGIRRE (BAHRAIN - MERIDA / ESP) +42’’
7. SIMON YATES (MITCHELTON - SCOTT / GBR) +45’’
8. SERGIO LUIS HENAO (TEAM SKY /COL) +46’’
9. ESTEBAN CHAVES (MITCHELTON - SCOTT / COL) +48’
10. PATRICK KONRAD (BORA - HANSGROHE / AUT) +54’’
（公式サイト）
