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「力勝負で勝てた事は世界選手権への大きな自信」新アジア王者の渡邉一成選手インタビュー/アジア選手権トラック2018

レース

アジア選手権トラック2018の男子スプリント王者に輝いた、渡邉一成選手。勝因にはマイアミ合宿の成果が表れているという。決勝アワン選手との対戦より、準決勝イム選手との対戦がキツかった、その理由とは。

集中してレースへ望める環境が勝因


-スプリント優勝おめでとうございます。今のお気持ちは?

本当に嬉しいです。ありがとうございます。今日は一日、高い集中力を保っていたので、本当に疲れました。



-レース自体もタフなレースだったと思いますが、優勝の要因は?

合宿を重ねてきて、トレーニングもしっかりできてきましたし、レース中に足が使い物にならない位の痛みを持つことが無かったので、トレーニングの成果もしっかり出ています。集中して臨める環境にあったのが一番だと思います。

ハロンに関しては、ちょっと失敗だったかなと思います。




-その後の勝ち上がりの方はどうでしたか?

1本走るまでは凄く緊張して、準決勝の韓国のイム選手と戦うまでは余裕で勝ちあがれました。イム選手は凄く強いですし、本当に気持ちと集中力で勝ったと思います。



-決勝のアワン選手よりも準決勝の方がキツかったということですか?

そうですね。イム選手は強かったので。ただ1本走ってから彼の顔を見て、疲れが見てとれたので「これは勝てる」と思いました。



-地元マレーシアの英雄アワン選手との対戦はどうでしたか?

準決勝でイム選手に勝てたのが凄く自信になりましたし、集中力を保っていれば勝てると思っていたので、目の前、自分のことに集中していました。

あと、自分のレース直前に近谷選手が金メダルを獲得していたので、(近谷選手の勝利が)凄く勢いを付けてくれたと思います





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