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NIPPO・ヴィーニファンティーニの中根英登がボルタ・ア・バレンシアーナ出場

レース
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの2018初戦が開幕する。初戦となるのは、トレーニングキャンプを実施したスペイン・カルペが開催エリアとなる「Volta a la Comunitat Valenciana(ボルタ・ア・バレンシアーナ/UCI2.1)」で、チームタイムトライアルや山頂フィニッシュを含むバリエーションに富んだ5つのステージで構成される。

第69回目を迎えた本大会には、11のワールドチームと、同じく11のプロコンチネタルチームが出場し、世界のトップ選手が多くエントリーしている。またバレンシア地方でトレーニングキャンプを実施していたチームも多く参加し、シーズン序盤ながら、コンディションを上げて参戦する。

 


チームのキャプテンを務めるのは、昨年シーズン7勝(公式戦6勝)を挙げ、勢いに乗るマルコ・カノラ。トレーニングキャンプでも仕上がりの良さをみせ、抜群のリーダーシップで新しいチームを率いて初戦に挑む。

オールラウンダーとクライマーを軸にしたチーム編成で、日本人選手は中根英登がメンバー入りした。昨季、中根は活動拠点をアジアからヨーロッパに移し、ヨーロッパツアーで初めてUCIポイントを獲得するなど収穫の多いシーズンを送った。オフ期間も良いトレーニングを積むことができ、実力だけでなく自信も身につけて、チーム所属2年目のシーズンを迎える。また日本代表として戦うミャンマーでのアジア選手権ロードレースを2月11日に控えており、そのためにも早くからコンディションを仕上げている。

 
チームタイムトライアルの練習を入念に積んだバレンシアーナ出場メンバー
チームタイムトライアルの練習を入念に積んだバレンシアーナ出場メンバー


NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ
ボルタ・ア・バレンシアーナ出場選手

中根英登(日本)
マルコ・カノラ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
シモーネ・ポンツィ(イタリア)
マルコ・ティッツァ(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
ジョアン・ボウ(スペイン)
監督: マリオ・マンゾーニ、ヴァレリオ・テバルディ

 
中根英登のコメント
いよいよ今シーズンの初戦となるレース。昨年のキャンプからこのレースに向けてしっかりトレーニングを積み、今回のカルペでのチームキャンプでさらにコンディションが良い状態に上げてきています。初戦ということもあるので、レースの感覚を取り戻しながらしっかりチームの仕事をしたいと思います!
マリオ・マンゾーニ監督のコメント
カノラは第1、第2、第5ステージで成績を狙うべくチームリーダーとして走る。調子の良いバジョーリとティッツァは起伏のある第2ステージでのキーを握り、サンタロミータと中根は第4ステージ、山頂フィニッシュでの活躍を期待したい。経験豊富なポンツィはチーム全体を助ける役目を担い、プロデビュー戦となるボウはポンツィの近くを走り、多くのことを学んでほしい。チームタイムトライアルは入念な練習を積んできたので、全力を尽くし、よい結果を出したい。
 

ボルタ・ア・ラ・コムニタト・バレンシアーナ
開催期間/2018年1月31日(水曜日)〜2月4日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー 2.1
開催国/スペイン

1月31日(水)Oropesa El Mar › Peñiscola (191.4k)
2月1日(木)Bétera › Albuixech (153.9k)
2月2日(金)Benitatxell › Calpe (チームTT/30.5k)
2月3日(土)Orihuela › Cocentaina (181k)
2月4日(日)Paterna › Valencia (135k)