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オーストラリア選手権はミッチェルトン・スコットのエドモンドソンが優勝

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photo : © 2018 GreenEDGE Cycling
photo : © 2018 GreenEDGE Cycling
南半球のオーストラリアで1月7日にエリート男子のナショナル選手権ロードレースが開催され、ミッチェルトン・スコットに所属する24歳のアレクサンダー・エドモンドソンが逃げ切り、サプライズな初優勝を果たした。2位はボーラ・ハンスグローエのジェイ・マッカーシー、3位はクリス・ハーパーだった。

残り3周で集団からハーパーがアタックした時、それをマークしに行ったのがエドモンドソンだった。2人は序盤から逃げ続けていた先頭のウイリアム・クラーク(チームEFエデュケーションファースト)とトロイ・ハーフォスに追いついた。しかし、疲労していたクラークとハーフォスはすぐに遅れ、先頭はハーパーとエドモンドソンの2人になった。

後続集団はリッチー・ポート(BMCレーシングチーム)が引いて先頭の2人との差をつめたが、パーシューターのエドモンドソンを最後に捕らえることができなかった。残り100メートルでスパートしたエドモンドソンは、後続にたった1秒差でゴールに飛び込み、24歳でナショナルタイトルを獲得した。

■サプライズな勝利を得たエドモンドソンのコメント「言葉がない。これは僕にとって沢山の意味がある。チーム、家族、コーチに感謝したい。長い間忘れることがない魔法のような1日だ。僕はここに、チームメートのために自分ができることをするために来た。そして緑とゴールドのジャージを得る夢が実現した」


6日に行われたアンダー23男子のロードレースでは、21歳のサイラス・モンク(ドラパック・EF・p/bキャノンデール)が優勝した。彼は昨年キャノンデール・ドラパックのスタジエール(見習い選手)としてジャパンカップで来日した選手だ。

モンクを紹介したキャノンデール・ドラパックのジャパンカップ・アフターパーティーの記事 




[オーストラリア ロードナショナル選手権]
■ロードレース・エリート男子(バララット/185.6km)

1  Alexander EDMONDSON (MTS)  4時間54分27秒
2  Jay MCCARTHY (BOH) +1秒
3  Chris HARPER (BSC) +1秒
4  Caleb EWAN (MTS) +1秒
5  Nathan HAAS (KAT) +1秒
6 Chris HAMILTON +1秒
7 Sam CROME (BSC) +1秒
8 Simon CLARKE (EFC) +1秒
9 Brendan CANTY +1秒
10 Nathan EARLE (ICA) +1秒

■ロードレース・アンダー23男子(バララット/104.4km)
1  Cyrus MONK (DEC)
2  James WHELAN (INF)
3  Michael POTTER (ACA)

(http://www.roadnationals.org.au)