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ブエルタ第12ステージは逃げ切ったマルチンスキーが今大会2勝目

レース
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
 
第72回ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)は、8月31日にモトリルからアンテクエラ(ロス・ドルメネス)までの160.1kmで中級山岳区間の第12ステージを競い、ポーランドのトマシュ・マルチンスキー(ロット・スーダル)が独走で逃げ切り、第6ステージに続いて2勝目を上げた。

メイン集団では、最後に越えたカテゴリー2のプエルト・デル・トカル峠で地元スペインのアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)がアタックして抜け出すことに成功した。

さらに、総合首位でマイヨ・ロホを着たクリストファー・フルーム(チームスカイ)が峠の下りで落車し、自転車を交換してメイン集団から遅れるトラブルが発生。フルームはカーブでもう一度転倒したが、幸いケガはなかった。

コンタドールには下りで前を逃げていたチームメートのエドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)が合流し、残り3kmまでタンデムで逃げ続けた。トゥーンスが力尽きた後、コンタドールはふたたび単独でゴールを目指した。

結局コンタドールはメイン集団よりも22秒先行してゴール。フルームはチームメートの助けを借りてメイン集団からの遅れを20秒にとどめ、総合首位の座は守ることができた。


■今年のブエルタで区間2勝目を上げたマルチンスキーのコメント「1勝目よりもずっとうれしかった。1人だったから、最後にもっとエンジョイできたからだ。信じられないようなステージだった。最初に優勝したあと、僕はまだいい脚を持っていた。今日はもう一度トライしたかった」

■思わぬトラブルでわずかなタイムを失ったフルームのコメント「ありがたいことに、僕はうまくやっている。もっと深刻なことがなくて良かった。落車することは決していいものではない。2人のチームメート、ニエベとプールスがいて、彼らは素晴らしかった。ゴールまでの道程をずっと助けてくれて、ニバリのグループからの遅れを最小限にとどめる手助けをしてくれた。

ただスリップしただけで、コーナーで前輪が制御できなかった。2度目の落車も同じだった。もちろん、いかなるタイムも差し出したくなかったが、それが1分ではなく20秒で感謝している。コンタドールはまた印象的だった。彼はレースを決してあきらめないことで有名だ。彼はそれでまだ生き残っているよ」

 
 
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
 
■第12ステージ結果[8月31日/モトリル~アンテクエラ(ロス・ドルメネス)/160.1km]

1 トマシュ・マルチンスキー(ロット・スーダル/ポーランド)3時間56分45秒
2 オマール・フライレ(チームディメンションデータ/スペイン)+52秒
3 ホセホアキン・ロハス(モビスターチーム/スペイン)+52秒
4 パベル・ポリャンスキー(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)+52秒
5 ステフ・クレメント(チームロットNL・ユンボ/オランダ)+52秒
6 ブレンダン・キャンティ(キャノンデール・ドラパック/オーストラリア)+52秒
7 アントニー・ペレズ(コフィディス/フランス)+2分50秒
8 ヤン・ポランツェ(UAE・チームエミレーツ/スロベニア)+2分50秒
9 アンドレアス・シリンガー(ボーラ・ハンスグローエ/ドイツ)+2分50秒
10 ダビ・アロヨ(カハルラル・セグロスRGA/スペイン)+3分00秒
13 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+7分25秒
17 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+7分47秒
32 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)+8分07秒
■第12ステージまでの総合成績(マイヨ・ロホ)
1 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)49時間22分53秒
2 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+59秒
3 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+2分13秒
4 ダビ・デラクルス(クイックステップフロアーズ/スペイン)+2分16秒
5 ウィルコ・ケルデルマン(チームサンウェブ/オランダ)+2分17秒
6 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)+2分18秒
7 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+2分37秒
8 マイケル・ウッズ(キャノンデール・ドラパック/カナダ)+2分41秒
9 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+3分13秒
10 ミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+3分51秒
[各賞]
■マイヨ・ベルデ:マッテーオ・トレンティン(クイックステップフロアーズ/イタリア)
■マイヨ・デ・ルナレス:ダヴィデ・ヴィレッラ(キャノンデール・ドラパック/イタリア)
■マイヨ・コンビナダ:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
※第13ステージはエステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)が着用
■チーム成績:モビスターチーム(スペイン)
■敢闘賞:オマール・フライレ(チームディメンションデータ/スペイン)
*マイヨ・ロホ(個人総合リーダージャージ)...真紅/マイヨ・ベルデ(ポイント賞ジャージ)...緑/マイヨ・デ・ルナレス(山岳賞ジャージ)...白地に青い水玉/マイヨ・コンビナダ(コンビネーション賞)...白
(http://www.lavuelta.com/la-vuelta/2017/us/)
 
 
MAP : Unipublic
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9月1日はコインからトマレスまでの198.4kmで平坦区間の第13ステージが行われる。スプリンターにとって今年のブエルタで数少ないチャンスとなるステージだが、ゴールまで残り3kmに上り坂があり、一筋縄ではいかないレイアウトだ。
 

第12ステージのハイライト映像


Summary - Stage 12 - La Vuelta 2017 投稿者 la_vuelta