ニュース

滋賀県守山市がサイクリストに向けて熱中症・交通安全啓発活動を実施

その他
滋賀県守山市では、2017年7月1日(土)、「国民安全の日」・「びわ湖の日」にちなんで、地元の警察署と消防局と合同で、ビワイチの起点としてサイクリストが集う守山市内のコンビニにて、サイクリストやドライバーに対しての熱中症および交通安全の啓発活動を実施した。

昨今、自転車ブームのほか、滋賀県内各自治体の取組み等により週末にはビワイチ人気の高まりから琵琶湖周辺ではサイクリストで賑わっており、今夏も多くのサイクリストがが予想される一方で、滋賀県警によると、ビワイチルートでの自転車事故は去年1年間で36件であったものが、今年5月末までに10件発生し、また、環境省の調べでも全国的、京阪神、滋賀県のいずれも5月から6月にかけての熱中症患者が増加している。

熱中症等による気の緩みや転倒等も心配されるなか、より多くの人に琵琶湖や滋賀県の魅力を''安全に''楽しんでほしいと考え、合同での啓発活動を実施したもの。
 


こまめな水分・塩分補給等による災害予防と交通安全の啓発を行うため、大手飲料メーカー「コカ・コーラ」や地元コンビニから無償提供された飲料水や塩飴を配布し、警察や消防の職員から「暑い中でも気をつけて楽しんでください」と呼びかけた。エールをもらったサイクリスト達には笑顔が見られ、「走ることに必死になって自分でも気づかない体力の低下や気の緩みに気をつけたい」との声が聞かれた。

守山警察署交通課の今井課長は、「水分、塩分はこまめに補給し、危ないなと思ったらすぐに休憩して、事故防止に役立てていただきたい」と話した。

守山市では、引き続き多くのサイクリストにビワイチや自転車を楽しんでもらうための施策推進の一方で、こうした民間企業や地域団体との連携による交通安全やルール・マナーの啓発などの取り組みにも力を入れていく。

 


7/1は「琵琶湖の日」、内閣府が創設する「国民安全の日」であるとともに、7/1~7/31は熱中症予防月間であり、サイクリストで賑わう「拠点・時間」を選定し、熱中症・交通安全啓発活動を実施した。

活動実施日:2017年7月1日(土)午前7時から午前9時30分まで
実施場所:ローソン琵琶湖大橋東詰店、セブンイレブン琵琶湖大橋東口店

主催
湖南広域消防局・北消防署 予防指導課  
守山市 総合政策部地域振興・交通政策課
守山警察署 交通政策課

協賛企業
コカコーラ・ウエスト株式会社 滋賀中央支店
ローソン琵琶湖大橋東詰店
セブンイレブン琵琶湖大橋東口店

問・守山市 地域振興・交通政策課
http://www.city.moriyama.lg.jp