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バーレーン・メリダはツール・ド・フランス第1ステージでイサギレがリタイア。新城幸也「明日からが本番」

レース
スタートに向け集中する新城幸也 photo:Miwa IIJIMA
スタートに向け集中する新城幸也 photo:Miwa IIJIMA


2017年7月1日、ドイツ・デュッセルドルフで開幕した第104回ツール・ド・フランス。第1ステージはほぼ平坦な14kmのコースだが、スタート前から降り続いた雨で路面は滑りやすく、コーナーも多いため、かなりテクニカルな個人タイムトライアルとなった。

バーレーン・メリダは今回のツールで総合上位を狙うエース、ヨン・イザギレ(スペイン)が濡れた路面に車輪をとられ転倒、そのままリタイア。チームはいきなりエース不在となってしまったが、スプリントのエース、ソンニ・コルブレッリ(イタリア)がトップから32秒遅れの23位となった。

新城幸也は、不運にも一番雨足が強まった時間のスタートとなり、トップから1分46秒遅れの175位で初日を終えた。

 
雨で濡れたスタート台でスリップしてしまい、思わず苦笑いの新城幸也 photo:Miwa IIJIMA
雨で濡れたスタート台でスリップしてしまい、思わず苦笑いの新城幸也 photo:Miwa IIJIMA


レース後の新城のコメント:
「今日はチームにとって最悪なスタートとなってしまった。チームのエース、イザギレを失った。でもツールは始まっている。自分たちは止まることはできない。みんなで力を合わせて勝利を目指してシャンゼリゼまで進み続ける!自分としては待ちに待ったツール開幕、やはりツールは格別だ。沿道の応援が桁違いで、日本の国旗もたくさん見えた!コースはかなりスリッピーたったので、ゆっくりと慎重に。直線は良いテンポで走り切れた。明日からが本番。エースを失ったチームでも勝ちを諦めたわけではない。」

【text&photo:Miwa IIJIMA】

レース結果
http://www.letour.fr/le-tour/2017/us/classifications.html