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ツール・ド・フランス参加選手発表:チームスカイ、BMCレーシング、ロットNL・ユンボ

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MAP : ASO
MAP : ASO
7月1日にドイツのデュッセルドルフで開幕する、第104回ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)に参加するチームのメンバー発表が始まっている。

開幕まであと9日となった6月22日には、ディフェンディングチャンピオンのクリストファー・フルーム(英国)が所属する英国のチームスカイ、米国のBMCレーシングチーム、オランダのチームロットNL・ユンボが、今年のツールに参加するフルメンバーを発表。これで参加22チーム中、6チームの参加選手が揃った。
 

フルーム率いるチームスカイは白いジャージで参加


昨年3度目の総合優勝を果たしたフルームがエースを務める英国のチームスカイは、5月のジロ・デ・イタリアに参加したゲラント・トーマス(英国)とミケル・ランダ(スペイン)がツールにも参加する。

「ミケルは最高のクライマーの1人で、それをジロでも示した。今年のジロは1週目の落車のせいで、ミケルとゲラントには明らかに難しいものだったが、それでもミケルは最終週に復活し、真の回復力を見せてくれた。彼は調子がよければどれだけ強いかを示した。それはツールでチームにとって大きな資産になるだろう」と、フルームはランダを評価している。

チームスカイと言えば黒いチームジャージでお馴染みだが、今年のツールでは特別な白バージョンのチームジャージを使用する。チームプレゼンテーションには、背中の縦ラインの部分にキャンペーンで選ばれたファンの名前が入ったチームジャージで参加する予定だ。
 

●チームスカイ(英国)のツール参加メンバー
クリストファー・フルーム(英国)
セルヒオ・エナオ(コロンビア)
ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ)
クリスティアン・クニース(ドイツ)
ミハウ・クフィアトコフスキー(ポーランド)
ミケル・ランダ(スペイン)
ミケル・ニエベ(スペイン)
ルーク・ロウ(英国)
ゲラント・トーマス(英国)
(https://www.teamsky.com)
 
 




BMCはオーストラリアのポートが総合優勝を目指す

photo : Luca Bettini/BettiniPhoto©2017
photo : Luca Bettini/BettiniPhoto©2017
米国のBMCレーシングチームは、昨年のツールで総合5位になったオーストラリアのリッチー・ポートが総合優勝を目指す。彼は6月のクリテリウム・デュ・ドーフィネ(UCIワールドツアー)で、最終日に逆転負けして総合2位になった。

「我々はマイヨ・ジョーヌを勝ち取るためにスタートラインに並ぶ。全員でリッチーのために行くつもりだ。9人全員が良いコンディションでツールに挑む強いチームだ」と、ファビオ・バルダート監督は語っている。

ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)とニコラ・ロッシュ(アイルランド)が、厳しい山岳ステージで最後までポートを護衛するアシストとして期待されている。



●BMCレーシングチーム(米国)のツール参加メンバー
ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
アレッサンドロ・デマルキ(イタリア)
シュテファン・キュンク(スイス)
アマエル・モワナール(フランス)
リッチー・ポート(オーストラリア)
ニコラ・ロッシュ(アイルランド)
ミヒャエル・シャール(スイス)
グレッグ・バンアーベルマート(ベルギー)
ダニロ・ヴィス(スイス)
(http://www.bmc-switzerland.com/)
 

チームロットNL・ユンボ(オランダ)

 
オランダのチームロットNL・ユンボのツールメンバーは、総合争いに加わるような選手が不在で、ベテランのロベルト・ヘーシンク(オランダ)がエースとなる。スプリントステージでは、現オランダチャンピオンのディラン・フルーネウェーヘンが区間優勝を狙うだろう。


●チームロットNL・ユンボ(オランダ)のツール参加メンバー
ジョーシ・ベネット(ニュージーランド)
ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)
トーマス・レーゼル(オランダ)
ポール・マルテンス(ドイツ)
プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)
ティモ・ローゼン(オランダ)
ヨス・ファンエムデン(オランダ)
ロベルト・ワーグナー(ドイツ)
(https://www.teamlottojumbo.com/Cycling)
 





第104回ツール・ド・フランスは、6月29日にデュッセルドルフの旧市街地でチームプレゼンテーションを開催し、7月1日に14kmの個人タイムトライアルで開幕する。
(http://www.letour.fr/)
(https://www.duesseldorf.de/international/letour.html)