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G’day, Australia!~ブリスベンからの自転車だより~ vol.4 ライド&BBQでイースターホリデーを楽しもう!

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こんにちは!オーストラリアのブリスベンに、相棒のリブ・エメとともに留学中のAyakaです。今回は、ブリスベンでのイースターの様子をお届けします♪  たくさんチョコエッグを食べたり、連休に日本からの友人を交えてライドを楽しんだり。オーストラリアならではのイースターの過ごし方とは!?
 

挨拶代わりにチョコエッグ!?

イースターはキリスト教の復活祭。春分後の最初の満月の次の日曜日がイースター当日にあたります。3月21日~4月25日の間で年によって変動し、今年は4月14日(金)~18日(月)がイースターホリデーの連休でした。

イースターが近づくと街のあちこちがイースター仕様に。スーパーではイースターのエッグハントに使う卵型のエッグチョコレートがたくさん売られています。オーストラリア人の友人から、インターンシップ先の上司から、顔を合わせる人ごとに「アヤカ、オーストラリアでイースターを過ごすのは初めてだよね! ならコレを食べなくっちゃ!」とエッグチョコをくれるので、さながらバレンタインデーのように連日チョコを食べていました。
 
インターンシップ先のクイーンズランド州政府観光部自転車ツーリズム政策検討チームで上司が買ってきてくれたチョコエッグ。小さいお子さんがいる家庭ではこれを庭に隠して探し出す『エッグハント』を楽しむそう

ブルックフィールドで田園ライド!

イースターの連休の初日、4月14日(金)は厳密にいうと「グッドフライデー」。日本の「ハッピーマンデー」と同じようなもの?と思ったのですが、これもキリスト教の祝日。「聖金曜日」、「受難日」のことで、復活祭の前の金曜日でキリストのはりつけを記念する教会の祝日を指します。この日は企業はもちろん、大型ショッピングセンターも休業日なので、街も連休モードでにぎわっているというよりは、全体的にひっそりとしています。

ライドをするには道も空いていて走りやすい!ということで、ブリスベンの自転車仲間、ナオヤさんとヨシさんとライドに出ることに。朝6時半に私の大学の寮に集合し、まずは10km先のサウスバンクの自転車乗りが集まるカフェでエネルギーをチャージ! イースター仕様のひよこが乗ったキュートなカップケーキを食べれば、テンションも上がります♪
 
サウスバンクの自転車乗りが集まるカフェはまるでエイドステーション! イースターのオマケで付いていた可愛いひよこちゃんは食べられないので、背中に入れてライドのお供に♪

いつもはブリスベン川沿いの「リバーループ」と呼ばれるコースや、ブリスベンで1番高い「マウント・クーサ」のヒルクライムが中心ですが、この日は少し足を延ばして、ブリスベン郊外、西部のブルックフィールドというエリアへ行くことに。

街の中心からは13kmほどなのですが、同じブリスベン市内とは思えないほど、のどかな田園風景が広がっていました! ガソリンスタンドもコンビニもなし、街中にある電光掲示板のついたバス停もありません。あるのは牧草地と、そこにいるのんびりと草をはむ牛と馬、門から家までが遠い大きな家.....。目の前に広がる緑、随所に流れる小川、道の両脇に咲き乱れる野ばら、日本では聞いたことのない鳥の声。街中から少し出ただけでこんな田園風景が見られると思っておらず、驚くばかりでした。
 
ブルックフィールドの入り口には「この先2kmカンガルーに注意」の看板が!放牧されているのではなく、もちろん野生です。

そして、印象的なのは、各家が趣向を凝らしたアートを軒先で展開していることです。日本でも、「ツール・ド・妻有」でおなじみの新潟県・越後妻有で「大地の芸術祭」が開催されていますが、同じように田園風景を生かして、牧草地の真ん中に公衆電話を置いてみたり、廃材で作品を作ったり、動物をかたどったポストを置いてみたり。進むたびに発見があるので、思わず一つ一つ足を止めて写真に収めたくなります。

ブルックフィールドからサウスバンクへと戻り、再びカフェで一息ついたのち、大学に戻りちょうど12時。この日は82.6km、獲得標高1096mのライドでした。
 
牧草地にポツンと置かれた街灯と真っ赤な電話ボックス。ファンタジー小説に出て来そうな光景です。すぐ横では馬が草をはんでいました。
集落の前に並んだ各家のポスト。犬型のは思わずお腹じゃなくて口の方に郵便を入れたくなります!
ブリスベン在住の自転車仲間、ナオヤさん(左)とヨシさん(右)。「上りの馬力が足りてないよ~!もっとがんばって!」とカツを入れられながらも、最後まで見捨てずに優しく引っ張ってくれたお二人に感謝です(涙)
廃材で作られた巨大アリのモニュメント。SF映画に出てきそうな迫力がありました!

現地のご家族でのパーティーにお呼ばれ

私のまわりの留学生たちは、ホリデー中にシドニーやメルボルン、フレーザー島など遠出する子が多かったのですが、地元オージーの子たちは、実家に帰省したり、アルバイトに励んだりしていました。祝日を家族でゆったりと過ごすのもオージー流のようです。

日本在住で自転車つながりの友人、アキコさん・ケンタロウさんご夫婦のご両親である、ブリスベン在住のジェフェリーさん・サチコさんご夫妻が「日本から娘夫婦と孫が遊びに来るから」と、ご自宅でのバーベキューパーティーに招待してくださいました。大学で「バーベキュー」というと、「焼いたソーセージを食パンに挟んだもの」が一般的ですが、この日は市場で買って来たという大振りのエビにラムチョップにと豪華。オーストラリア産ワインを片手にどれも美味しくいただきました。まさに「大人のバーベキュー」です。

かつて岡山県で働いていたジェフェリーさんも自転車乗り。ビワイチ、しまなみ海道、沖縄本島一周など日本での自転車旅の経験も豊富で、日本でのライドを懐かしみながら話に花が咲きました。
 
庭のBBQコンロでラムチョップを焼くジェフェリーさん。オーストラリアではBBQのことを「バーベキュー」の他に「バービー」と呼んだりします。オージーにとって大事なコミュニケーションのツールでもあります
オーストラリア産のラムは臭みが少なく、ソースがなくても塩コショウだけで十分美味しくいただけます。私も手土産に赤のスパークリングを持参♪
サチコさんが用意した金色の巨大チョコエッグに興味津々のカレンちゃん。中には小さいチョコエッグがたくさん詰まっていました!日本のくす玉にちょっと似ていますね

ブリスベンを早朝ライド!

ケンタロウさんも自転車乗り。今年の箱根駅伝復路の、応援自主ライドで箱根~横浜間をご一緒した際、「次回はぜひブリスベンで!」と約束をしていたので、わざわざ日本からロードバイクを持参してくれました! カレンちゃんのベビーカーも持参されたので、それはもう大荷物です...!

遠出もよいけれど、せっかくならブリスベンの早朝ライドのスタイルを体験していただこう!とバーベキューの翌日、朝6時にサチコさん・ジェフェリーさんのお宅に再び集合しました。

 
出発前にパシャリ!前の晩飲んでも、けっして深酒はせずに翌朝はスッキリ早起きして集まるのがオーストラリアの健康的なところ

ジェフェリーさんはクロスバイクだったので、時速22kmほどでゆったりと川沿いの自転車道を中心にポタリング。最後は、私のお気に入りのサウスバンクのグッドウィルブリッジの上にあるカフェで、のんびり朝の風に吹かれながらフラットホワイトをいただきました。

ブリスベン川沿いを走るのは初めてというケンタロウさんは、自転車道の充実ぶりや、早朝からたくさんのサイクリストが走っていることにひたすらビックリしていました!そういえば私も2カ月前に来た時は、一歩進むたびに「これはすごい!」と口に出して感激していたなぁ。「自転車都市ブリスベン」の光景が自分にとって徐々に「当たり前」の日常の風景と化してきていると感じました。当たり前を当たり前に思わず、常に新鮮な気持ちで心に虫眼鏡を持って、みなさんにもっとブリスベンの魅力をお伝えしていかなければ...!そして、この連載の読者の方が遊びに来てくださったあかつきには、しっかりとガイドをできるようにがんばろう!!
 
グッドウィルブリッジのカフェ。橋のど真ん中にあるカフェは、川の上をすべる風が通り抜け、ブリスベンの朝を満喫するには最高のスポットです
ケンタロウさん(左端)が来ているジャージはブリスベンのバイクショップ、LIFECYCLEのもの。またブリスベンに遊びにいらしてくださいね!