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国内初!愛媛県今治市、滋賀県守山市が自転車を通じたまちづくり交流協定締結

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「自転車」を活用したまちづくりに取り組む愛媛県今治市および滋賀県守山市は2017年3月27日(月)、2市の交流を進めていくため「自転車を通じたまちづくり交流協定」を締結した。

守山市・宮本和宏(みやもと・かずひろ)市長、今治市・越智 博(おち・ひろし)副市長の挨拶のあと、まちづくりについて今治市産業部長・安井孝氏と守山市政策調整部長・小島秀晃氏がそれぞれの取組みを説明。

また同日に、災害時における相互支援においても両市間の協力を深める目的で「災害時相互応援協定」を締結した。

 
写真左から:今治市・越智副市長、守山市・宮本市長
写真左から:今治市・越智副市長、守山市・宮本市長

守山市・宮本市長のコメント「自転車先進地である今治市に学ぶところは多く、自転車の素晴らしさを今後全国へ広げていきたいです。」

今治市・越智副市長のコメント「交流人口の増加に結びつけ、こうした協定を締結する市町を巡る、自転車のゴールデンルートの策定を目指します。」




協定式の前日となる3月26日(日)には、両市間の交流を深めるため両市長をはじめとした市職員でビワイチサイクリングを実施。ジャイアントストアびわ湖守山をスタート・ゴールとし、日牟禮八幡宮、安土城跡などを巡る約40kmサイクリングを楽しんだ。道中は守山市のビワイチサポートカーが伴走した。

ビワイチスペシャルサイト「ビワイチベース・守山」    
http://www.city.moriyama.lg.jp/biwaichi/

 
ジャイアントストアびわ湖守山から、ビワイチサイクリングへ出発!
ジャイアントストアびわ湖守山から、ビワイチサイクリングへ出発!

自転車を通じたまちづくり協定

「自転車」を活用したまちづくりに取り組む協定市が交流を推進することで、交流人口の増加及びサイクルツーリズムによる国内外からの誘客を目指すとともに、スポーツサイクルに乗ることで得られる「健康」、趣味を通じた「生きがい」、仲間との繋がりによる「友情」を与えてくれるツールという考え方を通じた自転車新文化の定着と地域経済の活性化に寄与することを目的とします。

(1)自転車の特性を活かしたまちづくり施策の推進に関すること。
(2)自転車新文化の定着に向けた施策の推進に関すること。
(3)サイクルツーリズムによる観光振興施策の推進に関すること。
(4)市民および民間企業等の交流促進に関すること。
(5)交流にあたっての民間活力を誘導する取組に関すること。
 

災害時相互連携協定

平成23年の東日本大震災において、ライフラインや情報通信網の途絶、庁舎や公共施設の破損、職員の負傷などにより、被災自治体の災害対応や行政事務に限界がみられました。このことを教訓に、災害が発生した場合に、相互の災害支援をスムーズに実施するために、全国を6ブロックに分けて、災害時相互応援協定の整備を図ることにしました。

こうしたなか、今日まで長野県飯田市と熊本県水俣市においては、平成24年3月に災害時相互応援協定を締結し、また、北海道登別市と東京都福生市においては、「四五都市連絡協議会」の中で、平成19年に協定を締結しております。残る2ブロックのうち、今回、中国四国ブロックにおいて締結をするものです。

協定内容は、どちらかの市において災害が発生した場合、被災市の要請に応え、応急復旧が円滑に遂行されるよう、物資・資機材の提供や職員派遣等の応援を行うものです。