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チーム ノボ ノルディスクがティレーノ〜アドリアティコとミラノ〜サンレモに招待された

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昨年ミラノ〜サンレモに出場したチーム ノボ ノルディスク                  
昨年ミラノ〜サンレモに出場したチーム ノボ ノルディスク                  
昨年のミラノ〜サンレモで逃げに加わったペロン(左)
昨年のミラノ〜サンレモで逃げに加わったペロン(左)
所属選手全員が1型糖尿病患者の世界初のプロサイクリングチーム、チーム ノボ ノルディスク(UCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム/米国)が、イタリアのRCSスポルトが主催するUCIワールドツアーのティレーノ~アドリアティコ(3/8〜14)とミラノ~サンレモ(3/18)に、主催者招待枠(ワイルドカード)で招待された。


チーム ノボ ノルディスクは2015年と昨年にも、モニュメントと呼ばれる5大クラシックの1つであるミラノ~サンレモに招待され、イタリア人のアンドレア・ペロンが2年連続で逃げに加わる活躍を見せた。

しかし、ステージレースのティレーノ~アドリアティコに招待されたのは初めて。チーム ノボ ノルディスクは昨年、ツール・ド・ポローニュ(ポーランド一周)に初めて招待され、UCIワールドツアーのステージレース・デビューを果たしたばかりだ。

インスリンが発見されてちょうど100年目にあたる2021年までに、世界最高峰の自転車レースであるツール・ド・フランスに出場することを目標としているチーム ノボ ノルディスクにとって、さらにプレステージの高いティレーノ~アドリアティコへ挑戦することは、大きなステップアップになるはずだ。

デンマークに本社を置くグローバルヘルスケア企業で、糖尿病治療に欠かせないインスリン製剤で世界トップシェアを持つノボ ノルディスク ファーマ社がスポンサードするチーム ノボ ノルディスクには、今シーズンは19選手が所属している。

彼らのミッションは、糖尿病をコントロールしながら世界各地のトップレースで活躍し、彼らと同じように糖尿病とともに生きる世界中の人々を元気づけ、勇気を与えることだ。

チーム ノボ ノルディスクの新たな挑戦を応援しよう。
 

サザーランドCEOとダビデンコGMのコメント

チーム ノボ ノルディスクの創設者でもあるフィル・サザーランドCEOとヴァシリ・ダヴィデンコGMは、ティレーノ〜アドリアティコへの初出場が決定した喜びのコメントを発表した。


●フィル・サザーランドCEOのコメント
「2015年、2016年に出場経験のあるミラノ〜サンレモと、今回初めてとなるティレーノ〜アドリアティコの双方から招待を受けたことは、とても名誉なことです。

主催者であるRCSスポルトは、より多くの観客に向けて、世界中で糖尿病を克服するために走る我々を継続的に支えてくださっており、改めて感謝申し上げます。

名誉には責任がつきもので、歴史あるレースの格式にふさわしい走りを見せなければなりません。
 
過去2回のミラノ〜サンレモでは、チーム ノボ ノルディスクのイタリア人選手、アンドレア・ペロンがメインの逃げ集団に加わり、我々のミッションをイタリアのみならず、世界に広く示すことができました。
 
今年、プレステージの高いティレーノ〜アドリアティコで走る機会をいただいたことで、さらに多くの人に夢を追いつづけようというメッセージを届けられるでしょう」


●ヴァシリ・ダヴィデンコGMのコメント
「RCSスポルトはチームノボ ノルディスクの成長を認め、独自の信念を理解し、サポートしてくださっています。感謝の思いはベストメンバーで臨むことで表したいと思います。

主要なUCIワールドツアーのレースであるティレーノ〜アドリアティコを経験することは、チームを大きく前進させることであり、それこそ今シーズンの目標です」

(http://www.teamnovonordisk.com/)
 

 
★昨年ノボ ノルディスク ファーマ株式会社と公益社団法人日本糖尿病協会が共催したサイクリングイベント『スポーツバイク・エクスペリエンス』のレポートはコチラ→ http://www.cyclesports.jp/articles/detail/71871


★今季のジロ・デ・イタリア、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモの招待チーム → http://www.cyclesports.jp/depot/detail/74316