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【速報】全日本シクロクロス選手権 エリート男子1年目、22歳の沢田時が優勝!

レース
12月11日(日)、栃木県宇都宮市うつのみやろまんちっく村の特設コースにて開催された第22回全日本シクロクロス選手権大会。エリート男子。

スタートと同時に沢田時(ブリヂストンアンカー)、小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)、武井きょうすけ(チーム・フォルツァ)、竹之内悠(東洋フレーム)の5人が飛び出し、高速巡航。沢田がまずバックストレートで最初のジャブ。なんと1周目のラップタイムは7分40秒。そこで竹之内が早くも遅れる。積極的に前へ前へとレースを進める沢田は、まるで障害物など何もないように滑らかにコーナーをこなしていく。後ろから小坂と前田が追うがタイム差がどんどんと広がっていくばかり。65人がスタートラインに並び、ラスト1周に残れたのは22人だった。

最後は十分な差をつけて、沢田がジャージのジッパーを上げる。ゴールラインを一番に切ると、バイクにキスをして高々と掲げた。沢田は、「こんなにたくさんの応援の中走れるレースはなかったので楽しみにしていました。勝てるかどうかはそんなに自信があったわけじゃなかったんですけど、走り始めたら気持ち良く走れていいレースができました!」と笑顔で語った。

1位  沢田時(ブリヂストンアンカー)
2位  前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位  小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)
 
フィニッシュ後、バイクにキスをする沢田時
フィニッシュ後、バイクにキスをする沢田時
懸命に前を追う前田公平
懸命に前を追う前田公平
宇都宮というホームステージでたくさんの応援を受ける小坂
宇都宮というホームステージでたくさんの応援を受ける小坂