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ブエルタ第5ステージ、新城幸也は落車で足止めされ33位でゴール

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雨に備え、いち早くレインウエアを着こむ新城幸也  Photo:Miwa IIJIMA
雨に備え、いち早くレインウエアを着こむ新城幸也 Photo:Miwa IIJIMA


ブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージは、熱海のような地形の海沿いの街、ビベイロをスタート。前半は土砂降りに見舞われるが、2名の選手が逃げを形成する。

最後のスプリントを任されていた新城幸也(ランプレ・メリダ)だが、途中集団の中でもチームメイトを牽引する場面が見られた。2人の逃げから1人脱落し、しばらくは1人での逃げが続いたが、残り15kmを切って集団は一つになった。


 
チームのエース、ルイス・メンティスと一緒にゴールしてくる新城  Photo Miwa IIJIMA
チームのエース、ルイス・メンティスと一緒にゴールしてくる新城 Photo Miwa IIJIMA


ゴール地点の街、ルーゴは城壁に囲まれた市街地まで緩やかな上りが続く。残り3kmを切ってからロングスパートをかける選手たちのアタック合戦が始まり、新城は集団の前方に残っていたが、ゴール直前の落車で足止めを余儀なくされてしまった。落車を回避した10人ほどの集団でのゴールスプリントとなり、ジャンニ・ミールスマン(エティックス・クイックステップ)が優勝。落車でストップした新城は1分2秒遅れの33位でゴールした。

「目の前で落車が起こってストップしてしまった。巻き込まれなかったのが幸いだが、自分好みのゴールレイアウトだったので勝負したかった。 チームからもスプリントを任されていたが...。うまくいかなかった。中盤までは雨が降って、体感気温は15度ぐらいだったかな?肌 寒く感じてた。 明日も同じような天気予なので、逃げ切るか、50〜60人のスプリントになるか、どちらにしてもきついレースになると思うので、しっかり頑張ります。」と、新城は語った。

8月25日の第6ステージは後半にかけて2級山岳からのアップダウンが続く起伏の激しい163.2kmとなっている。【text&photo:Miwa IIJIMA】

大会公式HP http://www.lavuelta.com/la-vuelta/2016/us/