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雪のリエージュ~バストーニュ~リエージュでオランダのプールスが初優勝

レース

ベルギー南部ワロン地方で4月24日に開催されたアルデンヌ・クラシックのリエージュ~バストーニュ~リエージュ(UCIワールドツアー)は、予報通り低温で断続的に雪と冷たい雨が降る厳しい天候の下で開催され、オランダのウォートル・プールス(チームスカイ)が、4人でのゴールスプリントを制して初優勝した。

2位にはスイスのミヒャエル・アルバズィーニ(オリカ・グリーンエッジ)、3位にはポルトガルチャンピオンのルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)が入った。

第102回大会は当初253kmで競われる予定だったが、悪天候により標高の高い丘の降雪を避けるため、主催者は45km地点から75km地点までのルートを変更。そのため距離は5km縮まり、248kmになった。
 

日本から唯一参加していた別府史之(トレック・セガフレード)は、過酷なレースでエースのバウケ・モレマをアシストしながら、134位で完走を果たした。
 
ゴールまで残り300メートルの最後の坂を上る別府                                         
ゴールまで残り300メートルの最後の坂を上る別府                                         
 
■第102回リエージュ~バストーニュ~リエージュ結果[4月24日/UCIワールドツアー/ベルギー/248km]

1 ウォートル・プールス(チームスカイ/オランダ)6時間24分29秒
2 ミヒャエル・アルバズィーニ(オリカ・グリーンエッジ/スイス)
3 ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ/ポルトガル)
4 サムエル・サンチェス(BMC/スペイン)+4秒
5 イルヌール・ザカリン(カチューシャ/ロシア)+9秒
6 ワレン・バルギル(ジャイアント・アルペシン/フランス)+11秒
7 ロマン・クロイツィーゲル(ティンコフ/チェコ)+12秒
8 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ/スペイン)+12秒
9 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/オランダ)+12秒
10 ディエゴ・ローザ(アスタナ/イタリア)+12秒
12 エンリーコ・ガスパロット(ワンティ・グループゴベール/イタリア)+12秒
13 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+12秒
16 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター/スペイン)+12秒
134 別府史之(トレック・セガフレード/日本)+14分06秒
(http://www.letour.fr/liege-bastogne-liege/2016/us/)

 

Liège Bastogne Liège - Best of 2016 (English) par tourdefrance