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ブエルタ第17ステージ、新城幸也は個人TT59位と好調!

レース
休養日明けのブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ、38.7kmの個人タイムトライアル。

 

コースプロフィールには現れないアップダウンの繰り返しと、街中のカーブなどテクニカルコース。

いつもならば、タイムトライアルではそれほど力を入れずにリラックスして走る新城幸也だが、「走り出したら調子が良かったので100%ではないが、しっかり走った。」という言葉どおり、チームヨーロッパカーで3番目のタイムでゴールし、59位という結果となった。

 
ブエルタ第17ステージ個人TT59位でゴールする新城 Photo Miwa IIJIMA
ブエルタ第17ステージ個人TT59位でゴールする新城 Photo Miwa IIJIMA


しかし、スタート前に突然鼻血が出るというアクシデントがあり、ほとんどウォーミングアップできずにスタート。さらに走行中もふたたび鼻血から止まらなくなりチームカーを呼び、ティッシュを鼻に詰めながら再スタートと、かなりのタイムを失ってしまった。それでも59位という順位は好調の証。

新城は「スタート前と、レース中も鼻血が止まらなくなって・・・かなりタイムをロスした。今までのTTの中で一番良い感触だった。しかし、調子が良いことを感じられたので、明日から残りのステージが楽しみだ」と、語った。

さらにチームのエース、ロマン・シカールが7位でゴールし、チームとしても残りのステージでの活躍が期待される。

 

9月10日の第18ステージは204km。中盤に3級山岳が2つ連続し、終盤には1級山岳が設定されているが、山頂ゴールではなく、どのチームも逃げきる可能性にかけて激しいアタック合戦になりそうだ。

【text&photo:Miwa IIMIWA】