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フルームが右足舟状骨の骨折でブエルタを棄権!

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ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)の第11ステージで落車した英国のクリストファー・フルーム(チームスカイ)は、レース後に受けた精密検査で、右足を骨折していたことがわかった。彼は第11ステージを8分41秒遅れで完走したが、このケガでブエルタを棄権しなければならなくなった。

フルームは第11ステージをスタートしてわずか6km地点で、道路の左側にあった柵と石壁の間の道で転倒し、右ヒザを負傷してしまった。このときは、最初のカテゴリー1の峠を越えたあとの下りで、メイン集団に追いつくことができた。

しかし、終盤に越えたカテゴリー超級のコリャダ・デ・ラ・ガリナ峠で、フルームはメイン集団から脱落し、8分41秒遅れでゴール。自転車を降りたフルームは、右足に体重をかけてあるくことができなかった。レース後に、チームドクターは彼が最初の峠から右足に痛みを訴え、圧力をかけることができなかったため、ほとんど左足で自転車に乗っていたと明らかにした。

ゴール後に病院でX線検査を受け、翌朝ふたたびMRIによる検査を受け、フルームは右足の舟状骨を骨折していることが判明した。

「このレースを去るのは本当にがっかりだが、昨日のステージで負ったケガは、レースを続けるにはあまりにも重傷だった。(落車した時に)右側をひどく打ち付けて、主要な圧力が右足にかかった。僕は何とかふんばりたくて、ステージを完走した。チームメートたちはずっと僕を助けるためにすばらしい働きをしてくれた。けれど、自転車を降りた途端、右側にまったく体重をかけられなかったんだ」と、フルームは状況を説明している。

第11ステージで大きく遅れたフルームは、総合争いは7分半遅れの15位にまで後退していた。
(http://www.teamsky.com/teamsky/home/article/64498#f5hXfLUTJpEZ6Iom.97)
 


Summary - Stage 11 (Andorra la Vella / Cortals... 投稿者 la_vuelta