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ツール・ド・フランス招待22チーム発表!

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アモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)は3月30日、今年のツール・ド・フランスに招待する22チームを発表した。招待チームはまず、2008年に同主催者が国際自転車競技連合(UCI)と冷戦状態にあった時に、当時のプロツアーチームと交わした契約に基づき、招待が保証されている16チーム。加えてその後発足した新チームを中心に6チームが主催者招待枠を得ている。驚きなのは、今年もこれまでにASOが主催しているレースには招待されていなかったスペインのフートン・セルベットが、ツールには招待されたことだ。残念ながらソール・ソジャスンは主催国フランスのプロコンチネンタルチームでありながら招待を受けられなかった。フランス以外のプロコンチネンタルチームで招待を受けられたのは、ツールウイナーのカルロス・サストレが所属するスイスのセルヴェロテストチームと、世界チャンピオンのカデル・エバンズが所属する米国のBMCレーシングチームの2チーム。オランダのバカンソレイユは、昨年区間優勝したフランス人のブリス・フェイユーと兄のロマンを擁しながら、招待状を受け取ることはできなかった。スキル・シマノも今回は招待されていない。ASOによれば、3大ツアーとUCIの合意に基づき、2011年からは前年度のワールドランキングのチームランキング上位17チームが自動的に招待されるシステムが導入される。その他のチームは、主催者が招待する権利を持つ。

【ツール・ド・フランス2010招待チーム】

 

●2008年9月に交わされたUCIとの合意によって招待が保証されている16チーム
チームミルラム(ドイツ)
クイックステップ(ベルギー)
オメガファルマ・ロット(ベルギー)
チームサクソバンク(デンマーク)
ケスデパーニュ(スペイン)
エウスカルテル・エウスカディ(スペイン)
フートン・セルベット(スペイン)
チームHTC・コロンビア(米国)
AG2R・ラモンディアル(フランス)
*Bボックス・ブイグテレコム(フランス)
*コフィディス(フランス)
フランセーズデジュ(フランス)
ランプレ・ファルネーゼビーニ(イタリア)
リクィガス・ドイモ(イタリア)
アスタナ(カザフスタン)
ラボバンク(オランダ)
●主催者によって招待枠が与えられた6チーム
ガーミン・トランジションズ(米国)
チームレディオシャック(米国)
*BMCレーシングチーム(米国)
チームスカイ(英国)
カチューシャ(ロシア)
*セルヴェロテストチーム(スイス)
(*印はプロコンチネンタルチーム)
(http://www.letour.fr/)