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【Tour速報】ツール第10ステージでコンタドールが落車してリタイア!!!

レース

7月14日のフランス革命記念日を祝うツール・ド・フランス第10ステージで、優勝候補の1人だったスペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が落車し、右ヒザを負傷してリタイアした。

ミュールーズをスタートし、カテゴリー1のラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ山頂ゴールを目指す山岳ステージで、コンタドールはこの日2つ目の峠だったプティ・バロン峠の下りで落車。右ヒザを負傷し、メディカルスタッフの治療を受けてから4分後にレースに復帰した。

メイン集団は落車で遅れたコンタドールをしばらく待っていた。彼は2人のチームメートに付き添われて集団復帰を目指したが、ケガの状態は思わしくなかったようだ。コンタドールは30分後に、チームカーに乗り込み、ツールを去った。

今年のツールでは、すでに第5ステージでディフェンディングチャンピオンのクリストファー・フルーム(スカイ)が、落車のケガでリタイアしている。(http://www.letour.fr/)
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■ティンコフ・サクソのフィリップ・モデュイ監督のコメント「アルベルトはひどく落車した。右ヒザは重傷だ。事故はひどいものだった。私は彼のシューズを持っているが、完全に壊れてしまっている。彼の自転車が2つに折れたという噂があったが、それは正しくない。我々がローチの自転車を固定したのだが、それがラックから落ちたのだ」

「アルベルトの状態を判断するのは時期尚早だ。ゴールに到着したら、彼はレントゲン検査を受けるだろう。リタイアする前に、彼はひどい痛みがあり、これ以上自転車には乗れないと我々に伝えた」

「ツール開幕からすべてが順調だったから、残念だ。我々は計画があり、今日のレースは我々が望んでいた展開だった。一瞬のうちに、すべてが粉々になった。我々はとても悲しい。明日は休養日だが、明後日からは新しい闘いが始まるだろう。我々は団結を続け、新しいツール・ド・フランスが我々のために始まるだろう」