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TREK:別府史之選手がコースレコードで全日本TTチャンピオンに

レース

6月12日、秋田県大潟村ソーラー・スポーツラインにて開催された第15回全日本選手権個人タイムトライアルにて、プロツアーチームのレディオシャックに所属する別府史之選手がトレック・スピードコンセプトに乗り、37分39秒というコースレコードをたたき出し優勝した。別府選手の全日本選手権タイムトライアル(男子エリート)参戦は、優勝した2006年以来となり、今回の優勝で2度目の全日本TTチャンピオンとなった。

5月末にジロ・デ・イタリアを見事完走し、帰国したばかりの別府選手だが前日の試走でもコンディションはまずまずの様子で、ホイ ールやギア比選択を入念に行ない、レースにかける意気込みがうかがえた。

優勝した別府選手のコメント「折り返し地点で無線からの情報ではトップタイムだったが、その差がわずか2秒しかなくまったく気を抜けない状況だった。後半は思ったより向かい風が強く、思うようにスピードに乗せることが出来なかった。コースレコードで優勝できてホッとしているが、正直このタイムには納得していない。しっかり照準を合わせればまだ縮められる自信がある。大会記録が出せたのは 本当にこのマシン(スピードコンセプト)があったからこそ。このマシンは本当に速いし、これで負けるわけにいかないプレッシャーもあった。まだレースは終わっていないので、2週間後の全日本ロードでもしっかり自分のレースをし結果を残せればと思う」

別府選手は、6 月 26 日岩手県八幡平にて開催される全日本ロードレースに参戦しダブルタイトルを狙う。

 

別府選手のTTバイク・スピードコンセプト(レディオシャックカラー)

問 トレック・ジャパン www.trekbikes.co.jp