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サンタンブロージョがジロでEPO陽性

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今年のジロ・デ・イタリアで区間1勝して総合9位になったイタリアのマウロ・サンタンブロージョ(ビーニファンティーニ・セッレイタリア)が、5月4日の第1ステージで行われた尿検査でEPO陽性になったと国際自転車競技連合(UCI)が発表した。彼は同時にUCIから暫定的な資格停止処分を受けている。この発表があった夜に、ビーニファンティーニ・セッレイタリアは、彼を解雇したと発表している。サンタンブロージョは今後、Bサンプルでの再検査を要求することになるだろう。(http://www.uci.ch/)

 

今年のジロではフランスのシルバン・ジョルジュ(AG2R・ラモンディアル)が5月10日の検査でヘプタミノール陽性になっていて、サンタンブロージョは2件目だった。ジョルジュの陽性はBサンプルでの再検査で確定している。ビーニファンティーニ・セッレイタリアにとっては、降雪で中止になった第19ステージの日に、同じくジロに参加していたダニーロ・ディルーカが、ジロ開幕前に行われた競技外の検査でEPO陽性になったことが発表されたのにつづいて2件目の陽性だが、マネージャーのアンジェロ・チトラッカはチームを続けると発表している。(http://www.fantiniselleitalia.com/)