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チャンピオンクラスは森本誠が優勝! 女子は金子広美が最速タイム!第29回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

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毎年、国内ヒルクライムレースの頂上決戦となる「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」。昨年は悪天候による、大会史上初の短縮コース開催となったため、今年はフルコースでの開催が期待された。しかし、フィニッシュ地点の畳平が強風のため。1km短縮の19.1kmでの開催となった。

スタート地点は小雨。コース途中も霧がかかるコンディションだったが、ラスト2~3km地点からは霧も晴れて快晴。

 

チャンピオンクラスは2012年の覇者。森本 誠が49分49秒216のタイムで優勝。表彰式後のインタビューでは「フルコースで開催できていれば、コースレコードを更新できるペースだったので少し残念。コンディショニングのために試走を3回行なったのですが、それを許してくれた勤め先の社長に感謝しています。」と語った。

 

森本の勤務先は、高い回転性能で有名な「ゴキソ」ハブを製造する近藤機械製作所。もちろんそのホイールを使用しての優勝だ。リヤホイールには開発中で発売間近のミドルハイトフルカーボンワイドリムのクリンチャーホイールを使用。フロントは、フィニッシュ地点が強風であることが予想されたので、24mmハイトのモデルを使用したとのこと。

 

 

女子クラスの最速タイムを記録したのは、2012年から3年連続で金子広美。タイムは1時間1分24秒294。今年は天候が悪く試走できなかったというが、コンディショニングは1週間前にローラー台でレースと同じ時間、強度を想定して行なったそう。森本と同じく、「コースレコード更新をねらっていただけに、コース短縮は残念。来年またチャレンジします。」と語った。

 

 

■全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

http://j-cycling.org/norikura/