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■【Race News】 ラスムセンがイタリアチームと契約

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デンマークのミカエル・ラスムセン(35)が、来季イタリアのCDC・カバリエーレと契約し、復帰を目指すことになった。山岳スペシャリストのラスムセン は、2007年のツール・ド・フランスで総合優勝に王手をかけながら、国際自転車競技連合がプロツアーチームの選手に義務づけていてる居所報告を偽ってい たことが発覚。所属していたラボバンクチームを解雇され、ツール制覇も水泡に帰した。その後、ラスムセンは2年間の競技停止処分を受け、今年7月末にその 処分は終了したが、メジャーチームとの契約は獲得できずにいた。しかし10月には妻の故郷であるメキシコで開催されたブエルタ・チワワに地元チーム、テコ ス・UAGの一員として参加。プロローグで優勝し、健在ぶりをアピールしている。

来季ラスムセンが復活することになったイタリアの CDC・カバリエーレは、今季までチェントロ・デッラ・カルザトゥーラという名称で、コンチネンタルチームとして活動していたが、来季はプロ・コンチネン タルチームへ昇格する予定のため、ラスムセンにはジロ・デ・イタリアに出場できる可能性もある。彼は現在、北イタリアのガルダ湖周辺に住んでいる。